アイコン 正男氏暗殺、VX使用はfチオリン酸酸メチルエステル検出が根拠

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正男氏の眼粘膜、顔を拭いた検体をフォレンシック分析した結果、化学物質のチオリン酸酸メチルエステルがあることを証明 (S- [2-(diisopropylamino) エチル] methylphosphonothioate) 、VX成分。VXの化学式:C11H26NO2PS

<女二人は解毒剤を服用した可能性>
女2人は、即トイレへ駆け込んでおり、指示されたとおりに動いたものと見られる。漂白剤などで洗浄し、アトロピン系の解毒剤も使用したものと見られるという。
非常に毒性の高いVXを素手に付け、金正男氏の鼻などに付けたものの、2人はほとんど影響を受けておらず、こうした見解がもたらされている。
ベトナム女は、勤め先の外国人も出入りするバーの主人は、「海外への渡航費も持つような生活はしていない」、母親は「(前回)帰ってきたときにはお金を持っていなかった」と証言している。  
朝鮮エージェントから、金を貰い(逮捕時、所持金22万円相当)、実行犯として利用されたものと見られる。これまでも何回か渡航していたという。
殺意などなかったとしても、即洗浄しており、危険物であることは承知していたものと見られる。捕まったときを想定して、「ビックリTV番組の収録」と言えとエージェントから伝達されていたものと見られる。
以上、現地紙東方網参照

VXガス
(VX、O-エチル-S-(2-ジイソプロピルアミノエチル)メチルホスホノチオラート)とは、
猛毒の神経剤(V剤)の一種。
サリンなどと同様、コリンエステラーゼ阻害剤として作用し、人類が作った化学物質の中で最も毒性の強い物質といわれる。
致死量は、大気中濃度 0.1 mg・min/m3。LD50 15μg/kg(ラット、呼気)

琥珀色をした油状の液体で、揮発性は低く、無味無臭である。また、濃度や温度にもよるが、粘着性を持つとされ、エアロゾル(霧)を毒ガスとして使用する。水への溶解度は約3%。

1950年代初期にイギリスで合成された。揮発性(蒸気圧)が低いため残留性が高く、そのうえ、サリンなどと異なり化学的安定性も高いので、温帯の気候においては、散布から1週間程度は効果が残留するとされる。
呼吸器からだけでなく、皮膚からも吸収されて毒性を発揮するため、ガスマスクだけでは防護できない。
また、親油性が高く、水で洗浄しただけでは取り除けないため、安全な状態にするためには化学洗浄が必要。
木材や皮、布などに付着した場合には、長期間毒性を維持したまま留まるため、VXガスに汚染された物に触れただけでも危険。

国連でVXは使用禁止が決定しているが、北朝鮮はこの採決で反対していた。

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[ 2017年2月24日 ]

 

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