アイコン ガイナックス 覚醒必要か 1億円支払命令判決 庵野監督による請求訴訟 大丈夫か

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アニメ制作会社ガイナックスは6月23日、同社の元取締役だった庵野秀明監督が代表の(株)カラーから訴えられた裁判で1億円の支払い命令を受けた。
ガイナックスはカラーに対し、約1億円の借り入れがあり、カラーがその支払いを求める訴訟を起こしていた。東京地裁は請求通り全額の支払いを命じ、ガイナックスは控訴しない見通しと報じられている。

判決によると、カラーと庵野氏は2007年6月、ガイナックスなどとの間で、庵野氏が同社在籍中に手掛けた作品が商品化された場合、収入から一定の割合をカラーに支払うロイヤルティー契約を結んだ。

2014年7月には、カラーが貸し付けた1億円とロイヤルティーを合わせた1億4764万円について、ガイナックスが毎月200万円ずつ返済する契約を結んだ。その後返済は20回行われたが、昨年(2016年)4月から滞納状態に陥り、1億256万円が未払いになっていた。そのため、庵野監督側がガイナックスを訴えていたもの。

ガイナックスは、6月から劇場用アニメ大作『蒼きウル 英語題名 Uru in Blue』の制作を開始している。
そうしたことからも、資金繰りが厳しいものと見られ、早期にスポンサー確保が必要かもしれない。

庵野秀明監督は、ガイナックスを退任してから発表したエヴァンゲリオン劇場版の監督として有名、アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」はガイナックスが版権を有しているものの、ガイナックス在籍時代から庵野氏が担当していた。
庵野氏は、アニメ界の人材育成にも力を入れ、ジブリ作品などの制作パートナーとしても仕事をこなしている。

 

会社名
株式会社 ガイナックス
所在地
東京都武蔵野市御殿山1-4-20 服部ビル202
代表
代表取締役 山賀 博之
設立
1984年(昭和59年)12月24日
資本金
2億2000万円
主な事業内容
アニメーションを主とした映像作品(TV、劇場映画、ビデオ)の企画・制作・販売
パソコン用ソフトウェアの企画・制作・販売
家庭用ゲーム機用ソフトウェアの企画・制作・販売
各種キャラクター商品の企画・制作・販売
従業員数
18
主要取引先
日本放送協会(NHK)
TBSテレビ
バンダイ
バンダイビジュアル
キングレコード
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
フライングドッグ
KADOKAWA
講談社
セガ
ソニー・コンピュータエンタテインメント
アニプレックス
NHKエンタープライズ
タカラトミー
電通
フィールズ
ワーナー エンタテイメント ジャパン

 

[ 2017年6月24日 ]
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