アイコン シャープ 中間期 大幅増収増益 TVとディスブレイ好調

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シャープは27日、2018年3月期の利益予想を上方修正した。業績をけん引する中小型液晶パネルや液晶テレビで売価ダウンの影響はあるものの、コスト削減や販売増が利益を押し上げる見通し。
営業利益予想は、前年比48.9%増の930億円(前回予想900億円)に、当期利益予想は690億円(前回予想590億円、前年は248億円の赤字)にそれぞれ引き上げた。

売上高予想は不確定な要素があるとして、前年比22.4%増の2兆5100億円で据え置いた。
2017年4~9月期の売上高は、前年比21.3%増の1兆1151億円、営業利益が同513倍の405億円、当期損益は同▲454億円の赤字から347億円の黒字に転換した。
当期利益はリーマン・ショック以前の2008年4~9月期を超える水準まで回復した。

特に液晶テレビなどのアドバンスディスプレイシステム部門の売上高が、前年比45.9%増の5216億円と大きく伸びた。
液晶テレビは、中国で大幅に販売が拡大したほか、欧州やアジアでも売り上げを伸ばした。
ディスプレイ事業は、大手顧客向けを中心にスマートフォン用パネルやタブレット用中型パネルが好調に推移した。

液晶パネルの販売増などに伴い、アドバンスディスプレイシステム部門の営業利益は146億円の赤字から▲163億円の黒字に転換した。

 

シャープ/中間決算
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
13/3
2,218,003
14756
0.7%
-206,488
-545,347
14/3
2,927,186
108,560
3.7%
53,277
11,559
15/3
2,786,256
-48,065
 
-96,526
-222,347
16/3
2,461,589
-161,967
 
-192,460
-255,972
17/3
2,050,639
62,454
3.0%
25,070
-24,877
17/3期Q2
919,685
79
0.0%
-32,076
-45,420
18/3期Q2
1,115,165
40,562
3.6%
41,126
34,739
18Q2/17Q2
21.3%
 
 
 
 
18/3期予想
2,510,000
93,000
3.7%
87,000
69,000
18/3予/17期
22.4%
48.9%
 
247.0%
 

[ 2017年10月30日 ]
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