日本国は4月7日の緊急事態宣言、以降、国民の外出自粛努力により新規感染者を大幅に減らし、5月25日までに全国で解除された。
日本政府は、これを契機に感染検査数を大幅に増加させ、新たな感染拡大を防ぐ政策を採るかと見られたが、感染拡大のキーポイントになっている肝心の東京都が、やっと一部ホストクラブで濃厚接触者の全員検査(感染者が出た店が検査を要請、従業員の全員検査)を行うほどで、接触者についてはまったく検査のケの字もない状況。

福岡市の高島市長は、博多中洲のキャバクラで感染者が発生したものの、感染者が勤務先の店舗名を明かさず、中洲全体への影響もあり、中洲の3密度の高いスナック・クラブ・キャバクラ・ホストクラブなどの勤務者に対して緊急感染検査を呼びかけた。400人が応募し、すでに300人あまりを検査、検査人たちは全員陰性だったという。店全員が検査を受けた店舗も多いという。
高島市長は第2段も行うことも表明している。
福岡市は老健施設や病院を中心に多くの感染者を出してきたが、その対策に感染検査を大幅に増加させ、外出自粛の相乗効果もあり、収束させてきた。
しかし、東京・埼玉・栃木同様「夜の繁華街」『中洲』での感染が発生し、積極的に検査に取り組み、新コロナに安全な中洲づくりを目指している。

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北九州市では解除後、医療機関などで集団感染が相次いだが、やっと濃厚接触者全員に対して感染検査を行い、新規感染者は落ち着いてきている。
市当局は市内にある4000店舗あまりの飲食店に対して、感染対策の衛生基準を設け、対策を実施している飲食店に対して、「安全対策対応店舗の証明書」を発行し、多くの市民に安心して食事してもらい、店舗経営も回復してもらうため努力している。

東京都や日本政府は、感染検査を実施しようと思えば、高価なロシュ製のPCR全自動検査機器(昨年までに計35台/税金が投入され全国にある)だけでも日に10万人以上の検査能力を試薬が手に入る環境になった3月中旬から有している。せっかく緊急事態宣言で感染者を大幅に減らしてきた経緯があり、だからこそ、感染検査を大幅に増加させ、感染者を見つけ出し隔離し、伝播させない方策を採ることを真正面から検討すべきではないだろうか。

解除後、新規感染者数は水準を徐々に切り上げ続けている。

ヒトに感染させている可能性が高い無自覚のステルス感染者を見つけ出す最大のチャンスである新規感染者、濃厚接触者の全員検査は当然のこと、接触者も感染検査を行い、隔離していくしかない。

<若い人の新コロナ後遺症>
若い人の感染は回復も早く、問題ないとされてきたが、NHKの報道では、感染者で回復した多くの若い人が、その後、検査では陰性なものの、後遺症にさいなまれているという。医療費の自己負担もあり、学生などは収入なく、苦しい状況に陥っていると報道している。
今般の新規感染者は、若い人たちだから重症化することもほとんどなく、問題がないような発言が目立つ小池都知事や西村担当大臣であるが、それを否定するものになっている。
また、無自覚の若いステルス感染者が、生活圏で高齢者と接触しないという保証はどこにもない。


スクロール→

COVID-19感染症 都道府県別感染者数推移 

  

7/2

7/1日

6/30

6/15

全国

19,090

18,896

18,769

17,601

 

前日比

194

127

138

72

1

東京都

6,399

6,292

6,225

5,592

  前日比

107

67

54

48

2

大阪府

1,851

1,843

1,833

1,787

  前日比

8

10

5

0

3

神奈川県

1,519

1,508

1,500

1,409

  前日比

11

8

31

3

4

北海道

1,275

1,267

1,263

1,176

  前日比

8

4

13

6

5

埼玉県

1,162

1,143

1,129

1,018

  前日比

19

14

10

0

6

千葉県

974

963

957

916

  前日比

11

6

7

0

7

福岡県

858

854

846

826

  前日比

4

8

0

1

8

兵庫県

709

708

706

699

  前日比

1

2

1

0

9

愛知県

528

528

528

520

  前日比

0

0

1

1

10

京都府

386

383

381

360

11

石川県

300

300

300

299

12

富山県

228

227

227

227

13

茨城県

176

174

174

168

14

広島県

169

169

168

168

15

岐阜県

160

157

156

154

16

群馬県

153

153

153

151

17

沖縄県

142

142

142

142

18

福井県

122

122

122

122

19

滋賀県

103

103

101

100

20

宮城県

95

95

94

88

21

奈良県

92

92

92

92

22

栃木県

84

82

76

66

23

新潟県

83

83

83

82

24

静岡県

83

83

83

79

25

福島県

82

82

82

81

26

愛媛県

82

82

82

82

27

長野県

77

77

77

76

28

山梨県

75

75

74

71

29

高知県

74

74

74

74

30

山形県

69

69

69

69

31

和歌山県

64

64

64

63

32

大分県

60

60

60

60

33

熊本県

49

49

49

48

34

佐賀県

47

47

47

47

35

三重県

46

46

46

45

36

山口県

37

37

37

37

37

香川県

28

28

28

28

38

岡山県

28

26

26

25

39

青森県

27

27

27

27

40

島根県

24

24

24

24

41

鹿児島

21

12

11

11

42

長崎県

17

17

17

17

43

宮崎県

17

17

17

17

44

秋田県

16

16

16

16

45

徳島県

6

6

6

5

46

鳥取県

4

3

3

3

47

岩手県

0

0

0

0

厚職+検疫官+入管

326

324

324

271

前日比

2

0

#REF!

#REF!

長崎クルーズ船

149

149

149

149

チャーター機

14

14

14

14

合 計

19,090

18,896

18,769

17,601

横浜クルーズ船

712

712

712

712

 総 計

19,802

19,608

19,481

18,313

国内死亡

977

976

972

929

 国内致死率

5.12%

5.17%

5.18%

5.28%

横浜クルーズ死

13

13

13

13

 死者計

990

989

985

942

国内解除

16,772

16,731

16,631

15,686

 現在解除率

87.86%

88.54%

88.61%

89.12%

国内現在感染者

1,341

1,189

1,166

986

 現在感染者率

7.02%

6.29%

6.21%

5.60%

横浜クルーズ解除

658

658

658

655

国内重症

37

40

42

71

横浜クルーズ重症

1

1

1

1

 重症計

38

41

43

72