アイコン サムスン製HBMやっとNVIDIA認可 株価急上昇


サムスン電子がエヌビディアに第5世代広帯域メモリー(HBM3E)12層製品の納品を準備していることがわかったと報じられている。
半導体業界によると、サムスンはHBM3E12層製品の品質改善を最近エヌビディアから認められた。 HBMはエヌビディアやAMDの人工知能(AI)半導体であるグラフィック処理装置(GPU)に使われるメモリー半導体で、現在市場の主流製品はDRAMを12層積んだHBM3E12層。

サムスン電子はAMDとブロードコムなどにHBM3E12層を納品しているが、圧倒的市場シェアを持つエヌビディアの品質テストをクリアできていなかった。
サムスン電子のHBM3E12層製品のエヌビディア向け納品は少量だという。 (韓国の報道では昨年秋にもNVIDIAのテストに合格したと報じられていた。・・・真意不明)

SKハイニックスは昨年9月、世界で初めてHBM3E12層を量産し、米マイクロンも1~3月期にエヌビディアの認証を通過した後に納品している。
サムスン電子は昨年2月にHBM3E12層の初めてのサンプルをエヌビディアに出したが19ヶ月にわたり品質基準に満たなかった。
切歯腐心の末にメモリー3社のうち最後に供給会社に合流した。

しかし、本流はすでにHBM4を開発したSKの優位に変わりない。
今年9月12日、SKハイニックスが第6世代高帯域幅メモリー(HBM) 「HBM4」の開発を完了し、量産体制を世界で初めて構築したと明らかにしている。

HBMは複数のDRAMを垂直に積み重ねてデータ処理速度を高めたメモリー半導体。グラフィック処理装置(GPU)にセットされ、GPUと共に人工知能(AI)超加速演算の必需品。

 

スポンサーリンク

<サムスン製チップの発熱問題>
サムスン電子は、2021年にクアルコムのスナップドラゴン888、5nmで発熱問題や消費電力問題を発生させ、次の新製品から生産委託がTSMCへ流れた経緯がある。
また、2021年、NVIDIA のda Lovelace GPUの生産もそれまでのサムスン電子が受託製造していたものの、発熱問題or消費電力問題or歩留まり問題からTSMCへ流れた経緯がある。
サムスン電子では、受託生産半導体事業が赤字だったこともあり、発熱問題を根本的に解決しないままやり過ごし、自社製品のHBM3E12層の発熱問題をクリアできず、AI半導体チップセットで80%以上のシェアを握るNVIDIAの要求に応えられないまま至っていた。

AI半導体のチップセットはNVIDIAのGPUにHBM とSSDのそれぞれ最新版でセットし、超高速演算を可能にしているもの。
生成AIのソフトをクラウドやデータセンターで稼働させるためには必須条件となっている。
巨大なデータセンターの消費電力は小型原発の半分の電力が必要となる。20~30万kwh。そのため、巨大データセンターでは電力も新たに必要でマイクロ原発=SMR(30万Kwh未満)の設置が急がれている。
SMRはあくまで原発であり、設置場所は限られ、その大容量の送電設備が必要となり、トランプは(銅)電線に対して50%関税を発効させている。(データセンターやSMRは冷却用に膨大な水も必要となる)。

むやみやたらにSMRを建設した場合、原発に変わりはなく、メルトダウンの爆発や放射能漏れのリスクは、構造上の問題、自然災害、ドローンによるテロ攻撃の対象にもなり自ずとリスクは高まる。
 
巨大データセンターはテック米大手が競って今後とも設置し続け、1ヶ所100億ドル以上が必要だが2030年まで増加し続けるとされている。

データセンター用AI半導体(チップセット)の8割(2024年25年実績)をNVIDIA 製AI半導体が納品されている。
そのAI半導体にセットされるHBMやSSDは、当然NVIDIAの審査にかかり、認証されたものがGPUと一体化されチップセットとしてのAI半導体となっている。これがさらにサーバー用にセットされ、膨大なサーバーを連結させたデータセンターとなっている。

データセンター 世界市場規模

2024:

2,171億米ドル~2,823億米ドル

2025:

2,395億米ドル~3,049億米ドル

2032:

5,848億米ドル

2037

9,389億米ドル

 

★日本の東証へ襲来していた外国勢が日本ではコスパに妙味が無くなり、半導体を持つ韓国の株価が低位置にあったことから大挙して乗り換え、大幅な株高を演じている。


スクロール→

韓国・半導体勢の株価推移

米国

日本

 

KOSPI

サムスン電子

SKハイニックス

NVIDIA

日経平均

月末

指数

ウォン

ウォン

ドル

2024/12.

2,399

53,200

173,900

137

39,894

2025/3.

2,481

57,800

190,700

108

35,617

 4/7

2,293

53,200

169,500

94

31,136

2025/4.

2,556

55,500

177,500

108

35,839

2025/5.

2,697

55,900

204,500

135

37,965

2025/6.

3,071

59,800

292,000

157

40,487

2026/7.

3,245

71,400

262,500

177

41,069

2026/8.

3,186

69,700

269,500

174

42,718

 9/15

3,407

76,500

331,000

177

44,902

 9/22.

3,468

83,500

351,000

183

45,493

24/12

44.6%

57.0%

101.8%

33.6%

14.0%

25/4

35.7%

50.5%

97.7%

69.4%

26.9%

 

 

[ 2025年9月24日 ]

スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧