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2020年5月の経常収支=国際収支/財務省

 

金額

前年同月比

1、貿易・サービス収支

6,493億円

1,219億円

(赤字幅拡大)

1)貿易収支

5,568億円

1,230億円

(赤字幅縮小)

輸出

41,979億円

17,025億円

(28.9%減少)

輸入

47,547億円

18,255億円

(27.7%減少)

2)サービス収支

925億円

2,449億円

(赤字転化)

2、第一次所得収支

2434億円

2,489億円

(黒字幅縮小)

3、第二次所得収支

2,173億円

835億円

(赤字幅拡大)

経常収支

11,768億円

4,543億円

(黒字幅縮小)

 

 

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「経常収支」は、「第一次所得収支」が黒字幅を縮小したこと等から、前年同月比▲27.9%減となり、黒字幅を縮小した。黒字は71ヶ月連続。

Ⅰ.貿易・サービス収支:▲6,493億円の赤字(前年同月比▲1,219億円赤字幅拡大)

「サービス収支」が赤字に転化したことから、「貿易・サービス収支」は赤字幅を拡大した。

1、貿易収支:▲5,568億円の赤字(前年同月比+1,230億円赤字幅縮小)

輸入額の減少が輸出額の減少を上回ったことから、「貿易収支」は赤字幅を縮小した。

輸出:41,979億円(前年同月比▲17,025億円[▲28.9%]減少、3ヶ月連続の減少)

輸入:47,547億円(前年同月比▲18,255億円[▲27.7%]減少、13か月連続の減少)

[参考1]令和25月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局626日付公表)

 

(1)  輸出

輸出は41,856億円(確報値:前年同月比▲16,522億円[▲28.3%]減少、数量:同▲27.3%減少、価格:同▲1.4%減少)

「商品別」では、自動車(同▲5,729億円[▲64.1] 、数量:同▲62.1%)、自動車の部分品(同▲1,556億円[▲57.2] 、数量:同▲56.2%)、鉱物性燃料(同▲929億円[▲72.6])等が減少。

「主要地域別」では、対北米(同▲6,548億円[▲51.6%])、アジア(同▲3,756億円[▲12.0])等が減少。

 

(2) 輸入

輸入は5238億円(9桁速報値:前年同月比▲17,794億円[▲26.2%]減少、数量:同▲14.5%減少、価格:同▲13.6%減少)

「商品別」では、原粗油(同▲5,960億円[▲78.9] 、数量:同▲36.0%)、航空機類(同▲939億円[▲74.0])等が減少。

「主要地域別」では、対中東(同▲5,821億円[▲72.0%])、アジア(同▲3,669億円[▲11.8])等が減少。

[参考2]原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

ドルベース:24.92米ドル/バレル(前年同月比▲65.9%)

円ベース:16,784円/キロリットル(前年同月比▲67.1%)

 

(2) (旅行収支等)サービス収支:▲925億円の赤字(前年同月比▲2,449億円赤字転化)

「旅行収支」が黒字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字に転化した。

5月の旅行収支は224億円の黒字だった。前年同月比では黒字額は2477億円減、率にして▲91.7%減り、4ヶ月連続減となった。

 

日本政府観光局の推計で、5月に日本を訪れた外国人旅行者は新コロナによる入国制限により前年同月比▲99.9%減のわずか1700人にとどまり、国内の消費が急激に落ち込んだことによるもの。

 

[参考3]訪日外国人旅行者数(5月):1,700人(前年同月比▲99.9%)

出国日本人数(5月):5,500人(前年同月比▲99.6%)

(出典:日本政府観光局(JNTO)

 

2.第一次所得収支:2434億円の黒字(前年同月比▲2,489億円黒字幅縮小)

「証券投資収益」が黒字幅を縮小したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を縮小した。

 

1.金融収支・資産(居住者による投資)


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5月の国際金融収支

 

5

前月

直接投資

1728億円

15,886億円

証券投資

36,909億円

12,868億円

 うち株式・投資ファンド持分

18,452億円

13,420億円

中長期債

14,403億円

28,745億円

短期債

4958億円

2,457億円

金融派生商品

523億円

2,673億円

その他投資

28,763億円

14,190億円

外貨準備

7,799億円

991億円

金融収支

9,857億円

9,490億円

 

(1) 対外直接投資:13,468億円の資産増

日本企業による海外子会社への貸付等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:13,302億円の資産増

投資信託委託会社等が買い越しとなったこと等から、資産増(取得超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲8,374億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

 

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:2,740億円の負債増

本邦企業による海外関連会社からの借入等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:▲5,150億円の負債減

電気機器等の業種において売り越しとなったことから、負債減(処分超)となった。

(3) 対内中長期債投資:6,029億円の負債増

中長期国債が買い越しとなったこと等から、負債増(取得超)となった。

[参考4]ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

107.31円/米ドル(前年同月:109.83円/米ドル、前年同月比2.3%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場1700現在レートの月中平均レート)

116.91円/ユーロ(前年同月:122.76円/ユーロ、前年同月比4.8%の円高)