新コロナ、4月21日から3ヶ月以上0行進を続けていた大分県で7月28日、2人の感染が確認された。
感染が確認されたのは30代の夫婦で、連休の23~25日まで大阪に滞在、帰宅した25日夜には37度の熱とのどの痛みなどあり、医療機関で受診、感染検査を受けたところ陽性が確認された。
感染検査をしない筆頭格の自治体の一つ大阪、過去最多となる感染者数を出し、ステージが確実に上昇し続けている。国が行わなくとも府独自でも緊急事態宣言でも行わない限り、感染者数は増加し続け、再び病院や高齢者施設をウイルスが包囲し、集団感染を発生させることになる。
府の新コロナ顧問の阪大の先生は、感染者の発生件数はすでにピークアウトしていると公言している。吉村府知事はそれを信じているのだろうか。
大阪府も期待した集団免疫論も国の抗体調査により、ほとんど所持していないことが証明されている(これまでの世界の学者の調査研究で、抗体は多くの人が感染後の2ヶ月後からは消滅していくとされている。血清治療に利用できる中和抗体を有する人はさらに少ない)。
新規感染者の絶対数が多くなれば、濃厚接触者・少しの接触者に対しても根こそぎ感染検査を実施し、陽性者を確実に隔離していかない限り、一方で無自覚のステルス感染者を増加させていることから、感染拡大は続き、ステージを上昇させ続けることになる。
緊急事態宣言では、国民の外出自粛により、大効果が生じた。今回はすでに、宣言当時の1週間と最近1週間は2.4倍以上増加しているが、国は、専門家も再緊急事態宣言の必要性はないとしていると言い(安倍首相談)、GoToキャンペーンも執行させ、緊急事態宣言を発布する環境は0に等しい。
スクロール→
大阪府の感染者数推移
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4/1~4/7
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237
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7/22~7/28
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434
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7/28までの累計
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3,430
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月別
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3月まで
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244
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4月
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1,381
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5月
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158
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6月
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50
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7月28日まで
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1,597
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