低金利、超金余り現象から証券投資の拡大が続くNY市場、空前の3万ドルを目前にして、3日は利益確定売りに押され、一時1000ドル超の暴落となった。ただ、足下では新コロナの影響を大きく受け、利益急増の企業もあれば、利益を急減させた企業もあり、 

業績からは総じて値上がりする状況ではないのも確か、トランプの経済対策やFRBの金融緩和策が牽引した相場となっている。

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9月3日のNYダウ平均と日経平均

 

 

終値

前日比

高値

安値

 

NYダウ

28,292.73

-2.78%

29,199.35

28,074.76

 

ナスダック指数

11,458.10

-4.96%

11,894.40

11,361.35

 

日経平均

23,465.53

0.94%

23,580.51

234,216.11

 

WTI原油価格

41.28

-0.55%

41.79

40.23

 

対ドル円

106.17

0.00%

日本時間0621

 

米CME日経平均

23,085.00

-1.62%

23,630.00

22,975.00

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アメリカ

累計

2日

 

 

 

新コロナ感染者数

6,290,737

41,211

 

死亡者数

189,964

1,090

 

日本

累計

3日

 

 

新コロナ感染者数

70,406

659

 

死亡者数

1,334

13

 

 

3日の米NYダウ平均は、下げ幅が一時1000ドル超となった。終値は前日比807ドル77セント安の2万8292ドル73セント。下落幅は6月11日(▲1861ドル82セント安)以来、約3ヶ月ぶりの大きさとなった。

アップルなど8月に急上昇したIT株に利益確定売りが膨らんだ。IT企業が集中するナスダック総合指数は5%下落した。特にIT株は個人人気が高く、アップル株は2日につけた史上最高値から3日はその反動から8%安となり、時価総額は2900億ドル(30兆円強)も減った。個人投資家の人気が高いテスラやエヌビディアもこの間急上昇していたことから9%値下がりした。

市場では、金融緩和の期待を背景に投機色の強かった相場に調整が入り、相場は先行きも不安定になるとの見方が多い。

悪材料はなく、3万ドルの節目を目前として、これまで急上昇してきたIT株中心に売りが売りを呼び、暴落した。

特にIT株が多いナスダックの総合指数は8月に10%近く上昇しており、決算発表などもなく、調整期に入ったと見られている。

 

ただ、トランプ大統領の選挙戦の追い上げはすさまじく、10ポイント以上があった民主党パイデン候補との差が、最新ではほとんどなくなっており、その期待感も株高に至っている。

だが、有色人種、特に黒人層が選挙に向かえば、バイデン有利に作用し、警察官による殺人より暴動に対して厳しいトランプ大統領でもあり、不透明感が漂い続けている。バイデンは中国に対する対応を受諾演説で、香港問題さえ触れず、中国の恐怖心を煽り、敵を作ることに長けるトランプの勝利確率が高くなっている。

 

そうしたこともあり、これまで3月のシンコロナ暴落から一方通行に上昇し続け、大台の3万ドル突破を目前にして、大規模な利益確定売りが入り、投資家は新値追いにもなり、先行き相場は不安定な状況が続くとみている。

株は夢で買い、現実で売るのだが、IT関連株の中には、新コロナで化け株が続出しており、こうした株に引き寄せられ、IT株全般が上昇してきていた。