米国のシェールオイル開発会社は新コロナ事態に原油価格が暴落、その後40ドルまで回復しているが、まだ採算ラインに乗せられない生産コストの高い掘削リグのシェール掘削は大幅に停止したまま、生産コストが安く、良質なシェールオイルを生産するリグしか稼動しない事態に陥っている。この間、新コロナ事態の原油価格暴落の影響でシェールオイル企業の倒産も相次いでいる。
そのため、生産コストが安価な大規模シェールリグを持つ企業などがM&A(合併・買収)で、経営が悪化していても良質のシェールオイルを生産するリグを持つ会社の買収を加速させている。

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米石油メジャーのコノコフィリップスはシェール大手コンチョ・リソーシズの買収を発表した。

コノコは97億ドル(約1兆200億円)の株式交換によりコンチョの全株式を取得する。
新コロナでシェール企業の株価が低迷し、南部の優良資産を取得する好機と判断した。長引く原油安で、生産コストが低い良質な油井を巡る再編が加速している。

18年以降の最新機器で掘削している大規模シェールガス田の生産コストは30ドル前後、それ以前は40ドル前後、(中小規模のシェールオイル生産リグは、生産コスト面からも採算に乗せられず多くが閉鎖、倒産している。)

10月20日17時17分現在のWTI先物価格は40.91ドル
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