東芝が、半導体を製造する子会社の岩手事業所(岩手県北上市)と大分事業所(大分市)の売却を検討していることが19日分かったと報道されている。
半導体事業で進めている構造改革の一環。台湾のファウンドリー(半導体受託製造)大手UMC(聯華電子)などが両工場取得に関心を示している。
東芝は売却する場合、生産委託先として活用する意向。
両事業所は子会社のジャパンセミコンダクター(岩手県北上市)の拠点で、電気自動車(EV)の普及などで需要拡大が期待されるモーター制御用半導体の生産などを手掛けている。
日立も東芝も切り捨て御免、口では集中と選択など綺麗ごとを言うが、最後は何が残ろうか。