旧村上ファンド系のストラテジックキャピタル(渋谷)は4日、オフィスビル管理の京阪神ビルディングに対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け期間は5日から12月17日まで。1株1900円で買い付ける。
京阪神ビルの4日終値は1879円。買付予定株数は、京阪神ビルの発行済株式数の約20%に相当する1020万6100株。
以上、
敵対的買収であるが、20%の買付予定のTOB、どこまで本気度があるのかわからない。1900円にしてもほとんどプレミアムなしだ。
不動株数が読めず、村上氏はしつっこいから出来高を伴えば第2弾としてさらに敵対的買収に入る可能性もある。しかし株を吊り上げたところで売却するのがハゲタカの常套手段。
株価は8月まで1400円前後で動き、9月から値上がり続け4日現在1879円。
インタートラストの購入平均単価は800円前後(2017年)、サンシャインF号は1500円程度(今年)と見られる。