昨年11月6日の米大統領選の選挙人投票集計が行われている連邦議会で選挙人による新大統領の認定を決議する両院議会が開催されている6日、トランプ大統領も参加したワシントンのトランプ支持派の大集会、議事堂周辺に集まったトランプ大統領支持者の一部が警備帯を破り議事堂に乱入した。これを受けて議事堂は閉鎖され、上下両院合同本会議の討議も中断された。
報道によると、ペンス副大統領は討議が行われていた上院を退出。その後、ペンス副大統領はツイッターに「議事堂での暴力と破壊はいますぐやめなければならない。建物を直ちに離れるべきだ。この攻撃は許されず、関わった者は最大限、罪を問う」と投稿し、デモ隊に強く警告した。
民主党のペロシ下院議長の執務室にもトランプ大統領の支持者が乱入した様子だとする写真をツイッターにCNNが投稿している。
The violence and destruction taking place at the US Capitol Must Stop and it Must Stop Now. Anyone involved must respect Law Enforcement officers and immediately leave the building.
警備隊は乱入した大統領支持者に対し催涙弾を使用しているという。
連邦議会の敷地内で女性1人が銃で撃たれ、搬送されたという。撃たれたのがトランプ大統領の支持者なのか、警備関係者なのか、議会関係者なのかはわかっていないという。