アイコン 米ワクチン接種190万人、激副作用0.01%の21人 副作用は2.3% 死亡例なし

Posted:[ 2021年1月 7日 ]

米CDC=疾病対策センターが6日発表した12月23日までにファイザー製の新型コロナウイルス用ワクチンを接種した約190万人の副作用について、アナフィラキシーと呼ばれる激しいアレルギー反応を示した人は21人だったと報告した。接種者の0.01%に該当する。

追跡できた20人は、全員すでに回復したということで、CDCでは「アナフィラキシーは、マレだが、今後も調査を続ける」としている。
性別では62%が女性、34%が男性。

<副作用>
健康に関する報告(大小の副作用報告)では、ワクチンと関係があるか分からないものも含めて4,393件、2.3%だったという。

アナフィラキシーのアレルギー反応を示した人は21人、うち17人が過去に薬や食物でアレルギー反応を経験した人だったという。
21人の年齢中央値は40歳で、9割が女性、
接種から症状が出るまでの時間は、2分~2時間半まであるが、7割は接種後15分以内で、その後の経過が追跡できた20人は全員すでに回復したとしている。

CDC「新型コロナウイルスのワクチンによるアナフィラキシーは、まれだが、今後も安全性の追跡調査を続けていく」として、接種後、一定の時間の健康観察や激しいアレルギー反応への備えのほか、ワクチンの成分にアレルギーのある人は接種を受けないよう注意を呼びかけることが重要だとしている。
以上、



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地方末端自治体では公民館での集団ワクチン接種を計画しているところもあるが、副作用に対する即応力のある医療体制が可能だろうか。劇症型アレルギー反応を抑える薬剤も必要になる。

なお、ファイザー製のmRNA型ワクチンは3週間置いて2回接種する必要があるが、2回目の接種での副作用が多いとされている。ただ、副作用でも死亡者これまでに出ておらず、医療対応さえしっかりしていれば大きな問題はないと見られる。

日本も実際こうしたデータが接種国から発表されることから、内容を精査し問題がなければ、早期に接種を開始すべきではないだろうか。シンガポールも年末接種を開始している。
日本もファイザー製ワクチンを10月~11月に治験している。ファイザー社からの認証申請は12月18日、さらに日本政府は安全確認の臨床を求め、年末から臨床治験により接種を開始している。しかし、あくまで認証のためのもの安全確認用。
生産量も限られる中、いつもの官僚行政によるモタモタでは、ほかの国にワクチンを持っていかれてしまう。
日本政府はファイザー社と6月までに1.2億回分(6千万人分)を受領する契約になっているという。これが実現すれば、新規感染者は6月までに激減し、8月には収束するものと見られる。
購入契約した、したい国が多く、生産量との関係でモタモタしていたらワクチンが6月までに全量受領できない可能性もある。

 


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