米CDC=疾病対策センターが6日発表した12月23日までにファイザー製の新型コロナウイルス用ワクチンを接種した約190万人の副作用について、アナフィラキシーと呼ばれる激しいアレルギー反応を示した人は21人だったと報告した。接種者の0.01%に該当する。
追跡できた20人は、全員すでに回復したということで、CDCでは「アナフィラキシーは、マレだが、今後も調査を続ける」としている。
性別では62%が女性、34%が男性。
<副作用>
健康に関する報告(大小の副作用報告)では、ワクチンと関係があるか分からないものも含めて4,393件、2.3%だったという。
アナフィラキシーのアレルギー反応を示した人は21人、うち17人が過去に薬や食物でアレルギー反応を経験した人だったという。
21人の年齢中央値は40歳で、9割が女性、
接種から症状が出るまでの時間は、2分~2時間半まであるが、7割は接種後15分以内で、その後の経過が追跡できた20人は全員すでに回復したとしている。
CDC「新型コロナウイルスのワクチンによるアナフィラキシーは、まれだが、今後も安全性の追跡調査を続けていく」として、接種後、一定の時間の健康観察や激しいアレルギー反応への備えのほか、ワクチンの成分にアレルギーのある人は接種を受けないよう注意を呼びかけることが重要だとしている。
以上、