スーパーゼネコン上場4社の2021年3月期第3四半期(2020年12月末現在)の受注残は前年同期比1.0%増の7兆3,994億円と微増だった。内訳では国内が▲0.6%減で海外が21.4%の2桁増、
国内建築が▲2.8%減、うち官庁工事は10.2%増と東京五輪が一巡しながら増加しており箱物行政が続いているようだ。民間工事は▲4.5%減、東京オリンピックに向けた再開発が一巡、新コロナでの様子見も出てきているようだ。
国内土木は6.0%増、うち官庁工事は0.6%増、民間工事は13.5%増となっている。民間土木が伸びているのは、民間の開発事業ではなく、大方は官庁工事の下請け受注によるものと見られる。
個別と合計は次のとおり。