首都圏の分譲マンションも昨年は新コロナの影響を受け、着工戸数も落ちている。これまで東京から離れ、2019年は千葉が人気化し、2020年は埼玉が人気化している。東京は最近では2017年の41,629戸から落ちてきており、今年はその反動により増加するものと見られる。
神奈川は2016年の13,898戸から減少傾向にあるが、ここも昨年は1万戸を割っており、今年はその反動が期待される。今年1月は幸先のよい着工戸数となっている。
販売面では、不動産経済研究所によると、首都圏の昨年は新コロナの影響を受け、▲12.8%現の27,223戸が販売されている。2年連続して減少しており、今年は3.2万戸が見込まれ、回復してくるものと見られる。