3月25日午後4時45分ごろ、東京都大田区久が原2丁目のプラントメーカー「日本テクノ」の作業場で爆発が起きた。東京消防庁によると、工場にいた50代の男性が死亡し、80代の男性がけがを負った。警視庁池上署などが原因を調べている。
5階建ビルの1階部分にある作業場で、衝撃でシャッターや鉄の扉が吹き飛び、ガラスが割れた。火災は発生しなかった。
ホームページなどによると、同社は「水素・酸素混合ガス」を造る装置や水の殺菌機器などのほか、化粧品などを製造・販売している。
関係者によると、爆発があった1階の作業場でこうした商品の実験などをしているという。
同社では過去にも社員らがけがをする爆発事故があったという。