新型コロナウイルスワクチン担当の小林史明大臣補佐官は28日、フジテレビ番組で、国民がどの種類のワクチンを接種するか自ら選択できるようにする考えを明らかにした。
小林氏は「接種会場ごとに打つワクチン(の種類)を決めていく。それは公表されるので、会場を選べば打つワクチンを選ぶことができる」と説明した。
小林氏は接種に関し「(副作用など)自身の事情で打ちたくないという判断をされる方もいると思う」と指摘。各会場に用意されたワクチンの種類を知らせることで、「選べる環境をつくっていきたい」と語った。
政府は1会場で使用するワクチンは1種類とする方針。
高齢者向け接種は4月12日から始まり、ファイザー製のワクチン(mRNA型)が提供される。
今後、7月からとされる一般向けなどはアストラゼネカ製(AZ製、ベクター型)と米モデルナ(mRNA型)からも供給を受ける予定。
以上、
お坊ちゃまの小林史明ワクチン大臣補佐官は、まだ、いつ手に入るかわからないワクチン、それでいて第4波の恐れや経済の底割れが心配されている現在、何を考えているのだろうか。
経済も大事と言いながら、ワクチンしか収束させることができない方法しか選択していない政府の身ながら、首相もワクチン大臣も真剣さが足りない。喧嘩してでも米国や欧州からワクチンを持ってくる気構えがまったく感じ取れない。
ここにきても四半期経済が2四半期連続してマイナスになれば、企業が萎縮し身を守るため、今後、設備投資を控え、日本の景気回復はさらに遠のくとの見方もなされている。既に多くの大手企業が資産売却に入っている。
小林史明ワクチン大臣補佐官は、承認されたワクチンがそれぞれ1億人分、いつでも接種出来るように用意されて初めてこうしたことが言えることではないだろうか。
愚か過ぎる小林史明衆議、
ワクチン大臣補佐官は、副作用報告もろくにせず、チンタラ行政でまだ認証もされていないワクチンを選別して接種できるようにするなど、衆議院議員以前の質の問題ではないだろうか。
ワクチンをすべて用意し、もしも、接種比率がなかなか進まない場合に限り、奥の手として用いるべき手法を最初から晒してどうする。
ファイザー製にしても、年内に調達できるのは最大で契約している7200万人分しか用意されない。それも確実なところは不明だ。一般接種は7月からとしているが、それも確定ではない(増産体制に入ろうとしているが、新しい生産工場で何が起きるかまだわからない)。
ワクチン接種が進む米国では7月には収束するとされている。既に全人口比で2回目接種に入っているイスラエルでは急激に感染者数が減少している。
何れもファイザー製ワクチンが主だ。
ワクチン接種では多くの死亡者も発生する。また副作用もある。
日本國政府は、死亡しても因果関係なしと筋書き通り発表しようが、接種しなければ、その時に死なずに済んだ人たちだ。
死亡も含め副作法をまずこと細かく報告することこそが、ワクチンを国民が信頼する足がかりになるのではなかろうか。
感染するリスクとワクチンの副作用リスクを天秤にかけるのは国ではなく国民一人ひとりだ。
累計感染者数は国民総数の0.4%、総人口のこれまでの新コロナ死亡(9000人)率0.007%。
韓国の場合、ワクチン接種者の0.003%の21人が死亡(既往症の人への摂取での死亡者数であり、健常者は低いかもしれない)。感染を想定すれば死亡率はワクチンを接種した方が半分以下となる。
日本では、まだ感染していない人が1000人中996人と感染していない人が圧倒的に多い(累計感染者数で見る限り)。
感染しない方に賭けるか、感染に賭けるか、ワクチン補佐官も好きに発言することから、各個人も好きなように判断すればよいことだろう。
日本の感染源である東京都の小池都知事は、ろくに感染検査数も増やさず、封じ込める気など毛頭なく、政府はチンタラワクチン接種をしている間に、感染力が強いとか免疫逃避するという各種変異株が出現しており、PCR検査も素通りする変異株まで世界では発生している。
日韓比較、
スクロール→
日韓、感染者数比較
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2021.3.27現在
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日本
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韓国
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比較
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累計感染者数
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464,866
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101,275
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1:0.21
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27日の感染者数
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2,026
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505
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1:0.25
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累計死亡者数
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8,998
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1,721
|
1:0.19
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累計致死率
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1.94%
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1.70%
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百万人当たり検査数
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76,266
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147,608
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1:1.93
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人口/百万人
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126
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51
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1:0.40
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韓国のワクチン接種
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韓国・コロナ19予防接種対応推進団3月27日発表分
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ワクチン接種数
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793,858
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うちAZ製ワクチン
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733,562
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うちファイザー製ワクチン
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60,296
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AZ製副作用
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10,309
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1.41%
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うち軽症
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9,900
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1.35%
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うちアナフィラキシー疑う事例
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89
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うち重症事例
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10
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ワクチン接種死亡数
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21
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うち16人因果関係なし、5人は調査中
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スクロール→
日本の購入ワクチン
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米ファイザー製
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1億4,400万回分
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英アストラゼネカ製
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1億2,000万回分
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米モデルナ製
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5,000万回分
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何れも2回接種必要分
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SARS-CoV2 ワクチン
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型
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有効率
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米ファイザー/独ビオンテック
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mRNA型
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95.0%
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米モデルナ
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mRNA型
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94.5%
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英アストラゼネカ(米申請中)
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ベクター型
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70.0%
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米J&J・ヤンセン(1回型)
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ベクター型
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66.0%
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露ガマレア
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ベクター型
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接種中不明
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中シノバック
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不活性化型
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接種中不明
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中シノファーム
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不活性化型
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接種中不明
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追、米申請5月頃予想
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米ノババックス
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組換蛋白質
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96.0%
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1回型
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開発中の日本勢(ワクチン後進国)
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アンジェス
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DNA型
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KMバイオロジクス
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不活性化型
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塩野義
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組換蛋白質
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第一三共
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RNA型
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IDファーマ
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ベクター型
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武田薬品、J&Jとノババックス製ワクチンを受託製造。
AZ製をJCRファーマが原液受託製造、第一三共とKMバイオ(旧化血研)が瓶への充填作業を行い出荷する予定。
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↓2回目のワクチン接種が進むイスラエルの新規新コロナ感染者数の推移
イスラエルには規制もできないワクチン接種も受けないユダヤ教超正統派が100万人あまり居住している。総人口は920万人。ロックダウンでは超正統派が多く住む地域を逆封鎖して対応していた。(ワールドメーターの日々発表値を再編集)
↓東京都の週・日平均感染者数推移(NHK発表値再編集)
1月7日宣言、3月21日解除、解除後も飲食店頭は午後9時までと1時間営業時間を延長した規制を続けている。