大阪府泉佐野市は29日、介護給付サービス費約100万円を着服したとして、市健康福祉部の会計年度任用職員の女性(59/非常勤職員)を懲戒免職処分にした。
市の調査では2009年ごろから計約1億5000万円を着服していた疑いが浮上し、詐欺容疑で刑事告訴を検討している。
当該の女性は、亡くなった市民が介護サービスを受けているように装う虚偽の書類を作成したうえ、自分が家族に手渡すなどと嘘を言い、介護用の手すりを取り付ける費用などとして市から給付費をだまし取っていたという。
先月、別の職員によるチェックで発覚し、市の調査に対して「金をだまし取り、旅行や車の購入に使った」と不正を認めているという。
以上、