アイコン 韓国生産要請の独キュアバックのワクチン50%に至らず  ワクチンハブ構想

Posted:[ 2021年6月17日 ]

韓国の文在寅大統領が15日、ドイツの製薬会社CEOと直接TV電話会談を実施し、「韓国を生産拠点として優先的に考慮してほしい」と呼びかけたばかりのワクチンは、予防効果が低いことが分かった。ハースCEOも「韓国には最高レベルの製薬会社が多く、協力の余地が多い」と答えていた。
キュアバックの新型コロナワクチンの臨床第3相の中間結果によると、予防率は50%にも達せず、47%だったことが明らかになったと、ドイツメディアが16日報じた。米FDA(食品医薬品局)やWHO(世界保健機構)などの緊急承認予防率の最低値は50%。

キュアバックは2、3週間の追加分析を経て最終結果を出すと明らかにした。
ハースCEOはこの日の記者会見で「第3相の最終結果を正確に判読するために努力している」とし「我々は依然として承認申請を計画している」と述べた。
以上、韓国紙参照



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韓国の大統領がTV電話会談、事前交渉する政府関係者たちの事前情報取得の問題だろう。
で文大統領はG7渡航で、ダボハゼのように欧州各国の首脳や高官、ワクチン開発メーカーのCEOに対して、韓国でワクチンを生産させてくれと要請し、韓国ワクチンハブ構想を打ち上げている。
ロシアのスプートニクVワクチンも韓国企業が生産すると発表していたが、受託したものの生産量が少ないのか、韓国での生産を嫌ったのか、ロシアの接種率は早くから国産ワクチンの接種を始めたもののこれまでの接種回数は異常に少ない。

大統領からして陣頭指揮で何でも世界一になりたいようだ。半導体は米国からお株を奪われてしまった。ワクチンにしても3年もすれば収束し一過性のもの、価格競争に陥るだけだ。
先進国の医薬品メーカーにしても、原液からの委託生産は製造技術の流出を意味し、韓国企業に委託するにはリスクが大きすぎる。米モデルナ社も原液製造委託ではなく、原液をサムスンバイオへ送り瓶詰め作業による商品化の委託となっている。

サムスン電子のシステム半導体のファプレスメーカーからの受託生産(ファンドリー)も、最新のシステム半導体ではなく、普及品の製造委託が主になっているという。最新の半導体は、メーカーにはならないと誓約しているファンドリー専業のTSMCが受託生産している。サムスン電子は2030年までに、これまでメモリ半導体は世界一であり、システム半導体でも世界一になると文大統領に誓約し公表している。朴李。

 


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