アイコン エジプトへのK-9自走砲輸出 全額貸付か?


隣国は2000年に実戦配備して運用中のK-9自走砲(=K-9 155mm自走榴弾砲)は、射程は約40キロ、1分あたり6発発射、最大速力は時速67キロ超で迅速に任務を遂行できるというもの。
今回、エジプトと契約し、これでK9自走砲はアジア・欧州・オーストラリアに続き、中東・アフリカ地域で初めての売却となったとしている。

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2009年のUAEへの原発輸出、これはフランスなどのライバル国では絶対できない好条件を付け落札していた。条件とは、なんと向こう40年も50年も無償で隣国軍が原発を警備するというもの。UAE側ではそうとは捉えておらず、UAEを守るためアーク部隊(約200人)を駐留させるというもの。双方でズレも生じさせている。建設がはじまる前の2010年からアーク部隊は派遣・駐留させている。アーク部隊はUAE軍の訓練も行っている。

昨年末の隣国大統領の中東歴訪では、UAEと中距離地対空ミサイル「天弓-2(M-SAM2)」を4,000億円分締結している。アーク部隊がそのミサイルを使いUAEを守るのだろうか。

<購入額の全額を融資か>
今回、エジプトにK-9自走砲を総額2兆ウォン(約1,900億円)以上売却する契約を締結したという。その契約内容について報道では、全額を隣国がエジプトに融資し、その資金でエジプトが購入するというもの。政府は報道内容について答えず、契約内容は公開しないと否定もしていない。

隣国は、オーストラリアと昨年12月、K-9自走榴弾砲30両のほか、セットで用いるK-10弾薬運搬車15両で、総額は約10億ドル(約1140億円)で契約している。

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[ 2022年2月 4日 ]

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