アイコン 再び秋雨前線居座る 九州に大雨

Posted:[ 2021年9月 3日 ]

九州が再び大雨に見舞われている。

中国大陸から九州・四国からほとんど同じ緯度で数千キロ伸びる秋雨前線、8月と同じく上海と九州の間の東シナ海上で雨雲が火山の噴火のように沸き立ち九州へ移動している。中には黄海、済州島あたり、対馬海域で濃い雨雲が発生し、水蒸気をさらに吸収しながら東へ移動しており、九州中部・北部、中四国に大雨をもたらしている。

東シナ海・黄海・対馬海域の海水温が熱帯並みに高くなっていることに起因し、前線上の低気圧に向け水蒸気が巻き上げられ、雨雲を形成、その雨雲に向かい、さらに水蒸気が巻き上げられ続けることにより、大雨をもたらしている。

今夏は太平洋高気圧がほとんど九州を覆わず、前線を朝鮮半島奥へ大きく押し上げなかった。大陸性高気圧が南下し、太平洋高気圧とのバランス=谷間が九州付近になった期間が長くなっている。



スポンサーリンク

異常気象といえばそれまでだが、地球上では大乾燥・熱波により昨年はブラ時根やオーストラリアでの大火災、今年は地中海北部のギリシャ一帯の火災、現在でも米カルフォルニア州での大規模火災が生じる一方、米東部のニューヨーク市では大洪水が発生している。

ハリケーン「アイダ」がメキシコ湾岸に上陸、これまでは上陸した場合、勢力が大幅に弱まり消滅するが、今回は熱帯性低気圧になっても各地に大洪水をもたらし米東部へ至っている。近年の台風は台風一過、晴天にはほとんどならなくなっている。煙霧大魔塵+フロン瓦斯発生装置国の中国の改善が最優先されようか。

 

0903_01.jpg

 


スポンサーリンク

HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

 




スポンサーリンク

 


スポンサーリンク