韓国では感染者増の中、11月からウィズコロナに入っている。結果、規制緩和により感染者がさらに拡大、それも高いワクチン接種完了率で予想外の高齢者の感染が拡大し、ブレークスルー感染者が多発しているという。
高齢者の感染者により重症病床の多くを占め、今や入院待ちの状態になっているという。日本でも8月経験し、3ヶ月前まで多くの入院待ちの自宅待機の死亡者が出ていた。
韓国政府は病床数を大幅に増やすことでサーキットブレーカーの発動を見送る算段のようだが、本日の東証日経平均もKOSPIも下がったように、南アフリカではスーパー変異株出現のニュースが伝わり、株価を押し下げている。すでに香港の空港でも検出されており、どこから入ってくるか分からない状態となっている。
これまでの対策ではデルタ株もしくはデルタプラス株の感染力と重症化には対応できない。スーパー変異株はさらに深刻だと英国当局は発表している(まだ実際はその程度は不明)。
そうしたスーパー変異株の侵入を遮断するためにも、サーキットブレーカーの発動により、国民と当局の防疫に対する緊張感を高めるべきではないだろうか。感染死亡者も増加の一途となっている。