隣国では新コロナ感染症に対して11月1日からWithCorona策に転じ、11月14日の週から感染者の急増が続いている。
これはWithCorona策導入にあたり、もしも重症者数や死亡者数が急増した場合、どの時点でサーキットブレーカーを発動するのか、事前に明確な数値を示さず発動したからにほかならない。
そのため、トップの「後戻りはできない」発言の呪縛から、配下の人たちはその意向に沿い動くことしかできない現実の下、感染者数が増加し続け、連れて重症者数も死亡者数も増加している。
こうした増加に対してさえ、サーキットブレーカーの指標数値を今だ国民に対して示さず、感染者数が日に1万人も容認する発言も出てきている。
当局は重症化しやすい高齢者のブレークスルー感染者層に対して、追加接種を急いでいるが、このまま進捗しても、今月いっぱいは各指標数値の増加は続くことが予想される。
目先、酒あり24時間営業飲食店でのクリスマスパーティ、カウントダウンが控えている。
隣国では隣国版GoToキャンペーンも実施されており、地方での感染者増の伸び率が首都圏よりすでに大幅に伸びている。
当局の携帯電話での移動記録調査では、新コロナ以前の2019年の国民の移動数と、規制中の今年10月や規制解除の11月の移動数はほぼ変わらない状況にある。接種完了率は高いが国民は接種すれば何ら.問題ないとしているようだ。
そうした中で高齢者は有効率・有効期間ともにファイザー製より劣るアストラゼネカ製を主に接種しており、ブレークスルー感染の急増、重症者の急増に陥っている。
ファイザー製を主に接種した60歳未満も2月には有効率が大幅に落ち、ブレークスルー感染者が急増することになる。