隣国では11月1日から導入していたウィズコロナ政策を感染者・死亡者数の急増を受け12月18日になり、やっと同政策を中断し、規制強化に入り、すでに1ヶ月以上経過している。
12月18日からの規制強化効果は確実に現れたが、1月11日からは、世界中で感染拡大中のオミクロン株の感染が広がり、規制強化中であるにもかかわらず、その後増加を続け、1月26日には過去最高の初の1万人超えの13012人の感染者が発生した。
まだ、重症者数や死亡者数はウィズコロナ策の後遺症が続いており、今後、急激な感染拡大は重症数などの減少の流れに竿をさす可能性もある。
隣国の2回接種完了数は4,387万人(人口5134.9万人)、2回完了率85.5%
追加接種者数は2,578万人で50.3%、うち高齢者に対しては86.1%に達している。
ただ、重症化率はデルタ株の1/5~1/7程度と低いものの、感染者の絶対数の増加に応じて重症者数も増加することも懸念され注意を要する。
規制強化策は午後9時までの酒あり飲食店の営業時間規制が柱、それまで24時間酒あり営業が可能となっていた。