公取委は1日、アパレル店「INGNI(イング)」などを展開する神戸市のイングが下請け代金を不当に減額したとして、下請法違反(減額の禁止)で同社に再発防止などを勧告した。
同社は減額分の大半を既に返金したといしている。
公取委の発表によると、同社は2018年2月~2021年4月、下請けの24社に対し、インターネットの通販業者や一般顧客向けの配送費の計7,094万8,217円を下請代金から不当に減額し、負担させていたという。「物流費」は平成30年2月から平成31年4月まで、「物流業務委託料」は令和元年7月から令和3年4月まで。
「INGNI」は、主に10~20代の女性に人気のファッションブランド。同社は、全国のショッピングモールなどに135店舗を展開している。
以上、
下請けいじめは止めましょう。