北海道に拠点を置く、(株)味の海豊の進退の動向に注目されている。
現在の負債総額は約12億円。
以下要約。
北海道に拠点を置く、(株)味の海豊の進退の動向に注目されている。
現在の負債総額は約12億円。
以下要約。
動向注目 JC-NET |
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1 |
動向注目企業 |
(株)味の海豊 |
2 |
本社地 |
北海道函館市日之出町20-12 |
3 |
代表 |
佐藤豊 |
4 |
設立 |
1980年3月. |
5 |
資本金 |
3000万円 |
6 |
業種 |
北海珍味の加工・製造卸、土方・啄木浪漫館運営 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約8億円 |
2021年3月期、約5億円 |
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8 |
動向注目 |
4月にも事業停止の意向/但しスポンサーが現れれば再建も |
9 |
負債額 |
約12億円 |
10 |
破綻事由 |
同社は「数の子松前漬」など北海水産珍味の製造会社。数の子のほかホタテやイカ、たらなどを使用して多くの珍味を製造し、販売は直営店や土産品店、問屋筋に卸していた。一方で「土方・啄木浪漫館」を開設するなどして販売のための集客効果も挙げていた。 しかし、今般の新コロナ事態により、インバウンド客は消滅、国内観光客も大幅減少、新コロナ事態の長期化に売上高の減少に歯止めがかからなくなり、「土方・啄木浪漫館」開設に伴う借入金も大きく、経営不振状態が続いていた。
同社の「土方・啄木浪漫館」を函館市か有力企業が買い取れば、同社の再建は可能だろうが、新コロナ事態の収束が見えない限り、本格的な旅行者の回復は見込めず、本業は苦しい展開が続くものと見られる。 新コロナウイルスは世界中の多くの事業者、人・特に貧困層を苦しめ続けている。 ウイルス戦争、初期防疫失敗の典型例となっている。 |