アイコン 違法な選挙は許さない!僕らは見ている。その5


違法だよ

 

 

3月18日午前11時15分から始まった、小林かつとし県議の一般質問の要点は大きく分けて6つだった。

1、大石けんご氏の厚労省・元官僚としての経験と実績
2、選挙管理委員会に対しては知事選における一般論としての2連の幟(のぼり)の公職選挙法における取り扱い。
3、大石けんご氏が昨年秋の衆議院選挙において長崎3区、長崎1区、長崎2区ばかりか、東京13区からまでも出馬の動きをしていたことに関する見識
4、大石けんご氏のコロナウイルスと前線で戦ってきたコロナ医療専門家としての見識と実績
5、県内中に貼られまくった違法性の高いシルエットチラシやポスターに対する見識と感想
6、大石氏の知事選でのマニフェストでの新幹線問題に対する見識と理解

先ず、第一の大石けんご氏の厚労省・元官僚としての経験と実績について検証してみよう。

 

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大石けんご氏は厚労省には令和2年4月1日付けで採用され、令和3年3月31日前までの約1年間、国家公務員として厚労省に勤務していたと答弁している。たった1年である。

昨年12月20日、大石けんご氏の知事選への出馬表明の新聞報道には大きく「元官僚の大石氏、長崎知事選出馬へ 21日表明」とあった。

大石賢吾

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/850476/

長崎県民が元官僚と聞けば、大石氏は若いけど国に大きなパイプを持っている官僚なんだと認識したはずである。ところが誤った認識だったわけである。

たった1年の元官僚なんて聞いたこともないし、見たこともないからである。正式に採用され入省した官僚とは別物だった。

大石氏は正確に言えば、千葉大学医学部から厚労省への交流人事での採用ある。

大石氏は小林県議の何年何月に厚労省に入省したのかという質問に対し、令和2年4月に厚労省に採用されたと答弁していたが、交流人事というのは、元在籍していた所を一旦退職した形をとり、出向先で採用したという形態にするわけである。

一般に官庁に入省する場合は極めて難関の国家公務員試験に合格し、各省庁の採用試験に合格し、初めて採用となり、官僚と呼ばれる身分になるのである。
それは狭き門でもある。

だから、世間の人は官僚と聞けば賢くて優秀な人物だと認識するのである。
しかも、別の組織から厚労省などに出向する場合は、最低でも2年間は勤務するのがふつうである。

大石氏は答弁でもはっきりと、約1年と答弁している。要するに厚労省では使い物にならなかったから、残り1年は国の別の機関に出されていたと解釈されている。

約1年間の交流人事の出向職員で元官僚というのは経歴詐称、虚偽記載とまでは言わないが、明らかに誇大表示である。
食品衛生法では誇大表示は犯罪である。
長崎県民130万人のトップを決める知事選で誇大表示が許される筈がない。

インタネット長崎奉行・遠山金四郎

[ 2022年3月24日 ]
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