首都圏の5月の分譲マンションの着工戸数は前年同月比▲29.0%と大きく落ち込んだ。1~5月の累計でも▲8.9%と落ち込んでいる。
販売は契約率で見る限り好調のようだが、新たな着工が減少している。
考えられることは、販売価格の設定だろうか。建築コストが何もかも上昇しており、マンションデベロッパーは建築資材の高騰が落ち着くまで様子見に入っている可能性もある。
販売戸数が減ればニーズそのものはあり契約率は上昇し、徐々に増加させていく作戦かもしれない。
それでも比較的買いやすい価格設定ができる千葉は大きく増加し、人気の埼玉も累計では8割増と好調である。ただ、埼玉県は平均価格が急上昇しており今後は要注意だろうか。理由はさいたまなど中心街でのマンション開発が多くなっていることにもあるが、千葉県と比較し、人気にかこつけての価格設定で上昇している面もあると見られる。埼玉の購入者は東京都心の居住者など広範囲という。
5月の首都圏4都県の分譲マンション着工・月別推移