トルコ当局者によると、トルコ警察は、13日発生した少なくとも8人が死亡、81人が負傷したイスタンブール中心部での爆破事件の容疑者を逮捕したと発表した。
スレイマン・ソイル内相は月曜日、記者団に対し、拘留中の容疑者は、トルコ最大の都市のにぎやかな大通りに「爆発を引き起こした爆弾を放置した人物」であると語った。
先立って、監視カメラの映像から女性が繁華街のベンチに40分以上座り、離れた後に爆発したとし、当女性が爆発物を置いたとみられていた。
トルコのエルドアン大統領は現在、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟を巡り、両国にあるトルコの反政府組織(クルド族)の事務所について、両国から排除するよう要請している。トルコ側は排除しなければ、NATO加盟を批准しないとして交渉に当たり、両国から前向きな回答を得たと報じられていた。
両国はNATOと加盟について合意しているが、効力発揮は、全部の加盟国の批准が必要になり、まだトルコは批准していない。