福島県の地元警察によると、10日午後2時55分ごろ二本松市でカセットボンベなどを製造する東北東海の従業員から「ガスが爆発して建物火災のようだ」と通報があった。
30~40代の男性4人が病院に搬送され、うち1人はやけどで重傷、2人もやけどで重症の可能性があるという。
火災があった工場では卓上用コンロのカセットボンベやライターなどを製造しているという。
また建物から山林にも延焼し、工場内には大量のカセットボンベがあり、10日午後9時半現在、まだ工場内が燃えていて消火活動が続いているという。
現場は、東北自動車道・二本松インターチェンジから南西に約1.6キロ離れた山間部に位置。
当時目撃した人によると、午後3時前に、爆発音とともに黒煙があがったという。
また、この火災で東北道の本宮IC~福島IC間が上下線で一時通行止めとなった。
二本松市は、工場の半径500メートル以内の住民に避難を呼びかけていて、午後9時半現在で周辺住民20人と工場従業員4人のあわせて24人が近くの住民センターに避難している。
以上、報道参照