国交省が発表した2月の住宅着工戸数は次のとおり。
・2月の新設住宅着工戸数は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため、全体では前年同月比▲0.3%の減少となった。
1.総戸数
○新設住宅着工戸数は 64,426 戸。
・前年同月比 ▲.3%減, 1月の増加から再びの減少。
○新設住宅着工床面積は 5,201千㎡。
・前年同月比 ▲1.5%減, 1月の増加から再びの減少。
○季節調整済年率換算値では85万9千戸。
・前月比▲3.8%減, 3ヶ月ぶり減少。
国交省が発表した2月の住宅着工戸数は次のとおり。
・2月の新設住宅着工戸数は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため、全体では前年同月比▲0.3%の減少となった。
1.総戸数
○新設住宅着工戸数は 64,426 戸。
・前年同月比 ▲.3%減, 1月の増加から再びの減少。
○新設住宅着工床面積は 5,201千㎡。
・前年同月比 ▲1.5%減, 1月の増加から再びの減少。
○季節調整済年率換算値では85万9千戸。
・前月比▲3.8%減, 3ヶ月ぶり減少。
2.利用関係別戸数
(1)持家(注文住宅)
○持家は 18,368戸(前年同月比▲4.6%減,15ヶ月連続減)
(2)貸家(貸し家+アパート+賃貸マンション)
○貸家は 24,692戸(前年同月比4.7%増, 24ヶ月連続増)
(3)分譲住宅
○分譲住宅は 21,062戸(前年同月比▲1.8%減,3ヶ月ぶりの減少)
★分譲マンションは9,750戸(同0.2%増,3ヶ月連続増)
★戸建分譲住宅は11,202戸(同▲3.3%減, 4ヶ月連続減)
3、地域別戸数
○首都圏
総戸数は前年同月比 ▲5.9%減の23,917戸
持家は同 ▲11.4%減の4,082戸
貸家は同▲10.9%減の9,465戸
分譲住宅は同1.9%増の10,320戸
うち分譲マンションは同▲1.9%減の5,472戸
うち戸建分譲住宅は同 5.7%増の4,746戸
○中部圏
総戸数は前年同月比▲16.8%減の7,055戸
持家は同▲7.2%減の2,859戸
貸家は同 ▲16.4%減の2,285戸
分譲住宅は同▲33.0%減の1,766戸
うち分譲マンションは同▲58.5%減の380戸
うち戸建分譲住宅は同▲17.9%減の1,386戸
○近畿圏
総戸数は前年同月比20.3%増の10,673戸
持家は同8.5%増の2,579戸
貸家は同33.4%増の4,574戸
分譲住宅は同16.3%増の3,499戸
うち分譲マンションは同 39.4%増の1,880戸
うち戸建分譲住宅は同▲1.6%減の1,619戸
○その他地域
総戸数は前年同月比4.3%増の22,781戸
持家は同▲3.8%減の8,848戸
貸家は同23.1%増の8,368戸
分譲住宅は同▲3.7%減の5,477戸
うち分譲マンションは同7.0%増の2,018戸
うち戸建分譲住宅は同▲8.4%減の3,451戸
その他地域のうち
<北海道>
総戸数は前年同月比▲10.5%減の1,224戸
持家は同▲11.6%減の486戸
貸家は同5.7%増の502戸
分譲住宅は同▲37.2%減の213戸
うち分譲マンションは同▲15.3%減の61戸
うち戸建分譲住宅は同▲42.2%減の152戸
<東北>
総戸数は前年同月比2.3%増の2,907戸
持家は同▲1.6%減の1,180戸
貸家は同10.8%増の973戸
分譲住宅は同▲1.5%減の742戸
うち分譲マンションは同84.8%増の194戸
うち戸建分譲住宅は同▲16.4%減の542戸
<中国>
総戸数は前年同月比8.7%増の3,844戸
持家は同▲7.6%減の1,179戸
貸家は同11.0%増の1,306戸
分譲住宅は同93.1%増の1,352戸
うち分譲マンションは同339.8%増の884戸
うち戸建分譲住宅は同▲6.2%減の468戸
<九州(沖縄除く)>
総戸数は前年同月比6.0%増の7,239戸
持家は同▲0.2%減の2,151戸
貸家は同25.2%増の3,218戸
分譲住宅は同▲7.8%減の1,843戸
うち分譲マンションは同▲20.9%減の785戸
うち戸建分譲住宅は同7.0%増の1,058戸
以上、
<全国の住宅着工戸数の年月推移>
全 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
2023年 |
|
月 |
戸数 |
戸数 |
戸数 |
戸数 |
戸数 |
戸数 |
前比 |
1 |
66,358 |
67,087 |
60,341 |
58,448 |
59,690 |
63,604 |
6.6 |
2 |
69,071 |
71,966 |
63,105 |
60,764 |
64,614 |
64,426 |
-0.3 |
3 |
69,616 |
76,558 |
70,729 |
71,787 |
76,120 |
|
|
4 |
84,226 |
79,389 |
69,568 |
74,521 |
76,295 |
|
|
5 |
79,539 |
72,581 |
63,839 |
70,178 |
67,223 |
|
|
6 |
81,275 |
81,541 |
71,101 |
76,312 |
74,617 |
|
|
7 |
82,615 |
79,232 |
70,244 |
77,182 |
73,024 |
|
|
8 |
81,860 |
76,034 |
69,101 |
74,303 |
77,731 |
|
|
9 |
81,903 |
77,915 |
70,186 |
73,178 |
74,004 |
|
|
10 |
83,330 |
77,123 |
70,685 |
78,004 |
76,590 |
|
|
11 |
84,213 |
73,523 |
70,798 |
73,414 |
72,372 |
|
|
12 |
78,364 |
72,174 |
65,643 |
68,393 |
67,249 |
|
|
計 |
942,370 |
905,123 |
815,340 |
856,484 |
859,529 |
128,030 |
3.0% |
<全国の住宅着工戸数の推移>
大規模金融緩和は続いており、超円安シフトも含めてアベノミクスは継続している。
全国の住宅着工戸数 推移 |
|||
|
着工戸数 |
前年比 |
備考 |
2010年 |
738,636 |
3.1% |
リーマンショック後遺症時 |
2011年 |
834,117 |
2.6% |
東日本大震災 |
2012年 |
882,797 |
5.8% |
|
2013年 |
980,025 |
11.0% |
アベノミクス |
2014年 |
892,261 |
-9.0% |
アベノミクス・消費税増税 |
2015年 |
909,299 |
1.9% |
アベノミクス |
2016年 |
967,705 |
6.4% |
アベノミクス |
2017年 |
964,641 |
-0.4% |
アベノミクス |
2018年 |
942,370 |
-2.4% |
アベノミクス |
2019年 |
905,123 |
-4.0% |
アベノミクス・消費税増税 |
2020年 |
815,340 |
-9.9% |
新コロナ・アベノミクス |
2021年 |
856,484 |
5.0% |
新コロナ・アベノミクス |
2022年 |
859,529 |
0.4% |
新コロナ・アベノミクス |
2023年2月迄 |
128,030 |
3.0% |
アベノミクス |