梅雨前線が日本の南沿岸に停滞し続けており、前線へ向かい太平洋の湿った空気が流れ込み、活発な雨雲が各地に発生している。
また、フィリピン沖には台風3号があり、現在975hPa、まだ発達中で10日には960hPaまで発達し、その後、970hPa前後で、12日・13日・14日にかけ日本の南沖を通過する予報となっている。
台風3号は直接的な影響より、梅雨前線を刺激し大雨をもたらす間接的な影響が心配される。
前回の台風2号同様、台風に向かい大きな湿った大気の流れが北上しながら、前線に向かい、太平洋から左巻きに流れ込み、再び、大雨が心配される。
すでに大雨が降っているところもあり、静岡地方・伊豆半島には大雨警報が発令されており、雨が小降りになっても、前線沿いに次の雨雲が来て大雨をもたらす線状降水帯を形成することから、同一帯では特に注意が必要だ。12日・13日にかけ台風の影響も出てくる。
気象協会の予報では9日の関東は 通勤・通学時が雨のピーク 激しい雨や雷雨が予想され、午後は雨が止んでムシムシ状態が予想されるとしている。
気圧の大きな変化へ大雨などが、近くの日本一の山に刺激を与えなければよいが・・・。
現在の天気図と雨雲レーダー図
↓9日06時30分現在の衛星画像
日曜日(11日)の気圧配置の予報/台風3号、14日までの進路予想