気象庁が発表した大型で非常に強い台風第6号は、7月3日03時現在、宮古島の北約180kmにあって、西北西へ毎時10kmで進んでいる。
中心気圧は935Pa、
中心付近の最大風速は45m/s。
この台風は、
4日03時には宮古島の北北西約270kmを東進し、
6日03時には奄美群島近海に達し、
8日03時には四国沖に達する見込み。
台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は猛烈なしけに厳重な警戒が必要。
前回の台風5号は南洋から北西に進み、台湾南海上の南シナ海を北西へ進み、そのまま大陸に上陸したものの、6号台風は対本北海上と緯度が異なるものの3日になると東シナ海海上で一転して北東へ進路を変え、宮古島、沖縄本島に大被害をもたらしている。
また、動きが遅く大型で非常に強いまま、6日の昼には奄美大島付近に達するものと見られる。太平洋高気圧と大陸性高気圧の勢い、気圧のバランス、上空の偏西風の流れなどにより、大陸に上陸した5号と今回の6号は大きく異なっている。