梅雨入り 九州北部・近畿・東海など5地域で
福岡管区気象台は29日、九州北部地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より6日早く、昨年よりは13日早いという。
通常、梅雨は台湾―南西諸島に連なる梅雨前線が、太平洋高気圧の勢力が増し、北へ押し上げられ九州が入梅となるが、これまでとは違い、中国大陸部-朝鮮半島-北陸地方に延びる前線が南下して停滞することから、北部九州は本日から入梅となっている。
こうした現象は一昨年の2021年も同様、台湾では梅雨の期間に雨が降らず、水不足に陥り、半導体製造企業などが大打撃を受けた。一方、中国では各地で洪水が生じていた。モンスーンの梅雨前線も異常気象で早期に北上しているのか、協会そのものが北上している可能性も高い。
梅雨でジメジメ、カビも発生しやすく、ムカデも夜中ウロウロする季節がやってきた。
大型で非常に強い台風2号は29日09時現在、フィリピンの東にあって、北西へ毎時10kmで進んでいる。
中心気圧は950hPa、
中心付近の最大風速は45m/s。
今後この台風は、30日09時には沖縄の南に達し、3日9時には東シナ海に達する見込み。その後再び太平洋に出て、日本の太平洋沿岸部を北上すると見取られている。
ただ、この間、梅雨前線が南下、前線と台風の進路が重なるケースや、遠隔地でも台風が梅雨前線を刺激して大雨をもたらす可能性もあり、今後も天気予報には注意する必要がある。
また、台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は猛烈なしけに厳重な警戒が必要。
スクロール→
6月3日09時予報 |
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予報日時 |
03日09時 |
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大きさ |
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強さ |
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存在地域 |
東シナ海 |
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方向・速さ |
北東に10km/h |
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予報円の半径 |
370km |
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中心気圧 |
990hPa |
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予報円の中心 |
北緯 26度55分 |
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東経 127度25分 |
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中心付近の |
20m/s |
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最大風速 |
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最大瞬間風速 |
30m/s |
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暴風警戒域 |
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・先島諸島から一旦、東シナ海へ入り、その後奄美大島付近から再び太平洋に抜けると予想されている。 |
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