ソニーGの9月期(4~9月)の売上高にあたる売上収益は、前年同期比19.3%増の5兆7922億75百万円、営業利益は同▲29.7%減の5160億51百万円、税前利益は同▲25.9%減の5336億29百万円だった。通期予想に対する第2四半期までの進捗率は、営業利益で44.1%と過去2年の平均52.5%を下回っている。
超円安でありながら、営業利益率が大幅に落ちており、ゲーム関連の営業利益率は1桁台、任天堂の35.2%の営業利益率からしても稼ぎ方そのものに問題を生じさせているようだ。
これまでチヤホヤサレた経営陣、組織が硬直化し、柔軟性のある智慧が枯渇しているのかもしれない。ソニーもホンダもユトリをなくしたら創業者の思想と想像力に決別するしかなく、企業としての魅力は0になってしまう。