この奇麗な海と空の景色を遮るように洋上風力のための大きな風車が島全体を囲むように林立する。
素晴らしい眺めは遮断され、しかも、江島は毎年渡り鳥が飛んで来る島なのである。

昨年、歌手の桜井すずめさんと筆者、中山洋次が江島に思いを込めて作詞した曲『江島ｌｏｖｅsong』の一番の歌詞にも『古を語る遠見岳、空を舞う鳥たち、一日が始まる』と歌われているように、古の昔から江島には毎年渡り鳥が渡ってきている。

江島沖洋上に林立する風車に渡り鳥が衝突（バードストライク）したら渡り鳥はアウトである。

江島には渡り鳥ばかりか和歌山県からは渡世人が属性を隠し、国の資金を不正利用し江島にバードストライクしている。

この渡世人は地元の住民にまで暴力でバードストライクしているのである。

笑い事では済まされない。現在は西海署に傷害罪で刑事告訴され、正式に受理されているが、早期の事件全容解明が待たれている。

只今、捜査中であるが、逮捕・ 起訴がバードストライクしたら、さすがの渡世人もアウトである。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次