アイコン ボーイング機、今度は火を噴き緊急着陸 前回はパネル落下

Posted:[ 2024年1月22日 ]

アメリカ南東部のフロリダ州マイアミの空港で18日、アトラス航空のボーイング社製747-8型機の貨物機が空港を離陸直後、(3分後)エンジンから出火し、引き返し午後11時に緊急着陸、乗員5人が乗っていたがけが人はいないという(飛行時間は全14分間)。
当局が出火の原因など詳しく調べている。

エンジンに穴
 FAA=アメリカ連邦航空局は、「エンジンにソフトボールくらいの大きさの穴が開いていた」と明らかにしていて、出火の原因などを詳しく調べているという。
同機の納品は2015年。
また、米運輸安全委員会=NTSBも調査すると発表している。

 



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前回は、
 ボーイング社の航空機をめぐっては、1月5日にもアメリカ西部オレゴン州でアラスカ航空が運航する旅客機、ボーイング737MAX9型機(世界で171機運行中)窓のボルトや胴体のパネルなどが飛行中に吹き飛ぶ事故があり、FAAが調査を進めている。
また、同機は別途、12月から1月5日までの間に3回、「自動与圧不具合ライト」が点灯、手動で消したとされるが、警告灯の点灯原因は不明のまま具体的には調べられていなかった(具体的検査には運航を1日以上停止する必要がある)。

5日の事故後、ボーイング社は「ボーイング機は(飛行機の中で)一番安全である」とリリースしていたが、国が違えばそういうものだろうか。

MAX9型機は世界で運行停止になり、当初は全機、ボルトの締め具合を検査し、締め直し等確認作業を行って運航を再開させるとしていた。
しかし、ボーイング社の対応がおかしいのか、FAA等は追加して、ボルトの締め具合などの対策マニュアルの提出を求め、表示トラブルについても具体的内容を提出するように求めた。

運航停止にかかわる航空会社の損失金はボーイング社が航空会社に支払うことになる。
MAX8型機が2度の墜落事故も、結局はボーイング社と認証機関のFAAとの癒着問題が関係とほとんどの米紙により指摘されていた。(天下りを抱えどこの世界も一緒)

ボーイング747-8型機の納品機数は最大1574機、=ジャンボ機、500席超/貨物機多い
ボーイング737-MAX9型機は171機が運航中、座席数:220席

株価動向
5日の事故ではボーイング社株は大きく下がったが、今回の事故では反応0、逆に上昇している。
12月末価格は260ドル、1月8日229ドル、17日203ドル、19日215ドル。


 

 


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