アイコン 米AI新興企業、花盛り 23年だけでも700億ドル調達

Posted:[ 2024年2月 5日 ]

昨年、AI関連の新興企業が調達した約700億ドル、うち約240億ドルをIT大手企業が出資し、AI関連新興企業と強いつながりを有している。

提供元は
マイクロソフト(投資先:「オープンAI」)、
アマゾン(「アンスロビック」/最大40億ドル)、
アルファベット(「アンスロビック」・20億ドル/「Hugging Face」)、
エヌビディア(「インフレクションAI」・13億ドル/リカージョン)。

IT大手のこうした新興企業への出資支援は、将来の収入確保が期待できる分野と確信していることによるもの。

ただ、懸念されるのは、寡占化に対する規制や財務上のリスクが高まることで利益が相殺されてしまう可能性もある。

 



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米投資ファンドもAI新興企業への投資を加速させている。
フィディリティほか投資家集団が「コアウィーブ」に
米政権命令でアラムコVCが米ファンドのグレップVCに「(米)レインAI」の持株売却。(サウジは迎撃ミサイルを中国と共同開発するなど急接近しており、中国流出を恐れたもの)
カナダ、「コーヒア」が2.5億ドル調達(創業者ゴメス氏はグーグルOB、生成AI革命「トランスフォーマー」の論文「Attention is All You Need」の共著者)
英国、「オートジェンAI」は、米セールスフォースVC+投資会社から計6530万ドル調達。
中国、アリババは創業半年の「百川智能(バイチュアンAI)」に3億ドル(約440億円)出資。

米NYの占星術AIマシン「コスター(Co-Star)」社はGPT-3を使用して占星術開発、・・・日本のAI新興企業は、GPT-3などAI活用技術が主となる。

因みに日本では、「サカナAI」(東京)は、NTT+KDDI+―ソニー合計で45億円(割り当て増資引受)、米国とはケタがいくつも違う。
スクリーンは「Laboro.AI」に出資
経産省は、「ABEJA」、「Sakana AI」「プリファード・エレ.」など7社に計84億円開発支援(開発に当たりグーグルクラウド使用量を補助)。

現在、AIはスマホ搭載が本格化している。またPCの新機種にも組み込まれ、エヌビディアのGPUのほか高速計算を可能にするメモリ半導体のHBMやDDRが組み込まれた機種が急増している。AI組み込みで、サムスンやSKなどメモリ半導体の収益源となる。

 

 


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