令和6年4月11日分の破産・倒産情報、破産・小口倒産一覧を掲載します。
2023年度(4-3月)の負債1,000万円未満の企業倒産は、前年比で16.9%増の498件となりました。3年ぶりに増加し、これはコロナ禍の資金支援で一部の企業が負債1,000万円以上に分類されたためと考えられます。特にサービス業が最多で、販売不振が最も多い原因でした。また、倒産企業のほとんどが小規模で、金融支援が不十分という問題もあります。業種や形態別で見ると、特に消滅型の倒産が多く、小・零細企業の経営再建が難しい状況です。資本金も1千万円未満が9割以上を占めており、資金調達の難しさが背景にあります。