アガタジャポン(株)/破産手続開始決定 <東京> 「アガタ社」日本法人
宝飾品業のアガタジャポン(株)(所在地:東京都港区六本木7-17-28、代表:上國料秀幸)は5月15日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約10億円。
資本金は1000万円。同社は、1989年に設立された宝飾品業者で、フランス発祥のアクセサリーメーカー「アガタ社」の日本法人。シンボルマークのスコティッシュテリアや「アガタブルー」で知られる『AGATHA PARIS』の製品を全国約30店舗で販売。20代~40代の女性をターゲットにしたリーズナブルな価格設定が人気を集め、2003年には年売上高約16億5400万円を達成。
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しかし、近年はEC販売の増加による百貨店離れで売上が低迷し、役員の交代や店舗の入れ替えも頻繁に行われ、固定費の負担が重くなっていた。さらに、新型コロナウイルスの影響で百貨店の休業や時短営業が続き、売上がさらに落ち込んでいた。2020年11月にはフランス国内のグループ会社が法的手続きを申請し、2021年5月31日にアガタジャポン(株)も事業を停止し、今回の措置となった。
破産管財人には「明哲綜合法律事務所」の多田啓太郎弁護士(電話番号:03-3527-2121)が選任されている。
[ 2024年5月22日 ]
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