アイコン 旧商号(株)鈴乃屋の(株)平河が自己破産申請に


旧商号(株)鈴乃屋の(株)平河(所在地:東京都千代田区平河町2-7-3、代表:小泉寛明)は5月21日、東京都地裁において自己破産を申請した。

負債総額は調査中。

同社は、1930年に日本橋で呉服商を創業し、戦災で焼失した後、1947年に上野広小路で「きもの帯 鈴乃屋」として再開。法人化は1950年で、1970年代には店舗数が100を超え、1983年には165店舗に。1988年には売上高が約617億1600万円に達した。

 

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しかし、着物の購入からレンタルへの移行や市場縮小により、売上高は2002年には約190億円、2017年には約85億円に減少。さらに、コロナ禍で結婚式や成人式の中止が続き、経営は厳しくなり、借入金が2019年の25億円から2022年には50億円に増加した。

今年3月中旬、呉服販売・レンタル事業は新会社の株式会社鈴乃屋に承継され、株式会社紅輪が新・鈴乃屋の全株式を取得。事業は新・鈴乃屋に引き継がれ、営業を継続している。

[ 2024年5月22日 ]
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