アイコン 中国3月のPMI 製造業1.7P+の50.8%と景気回復 非製造業53.0%

Posted:[ 2024年4月 1日 ]

中国の3月の製造業購買担当者景気指数(PMI )は50.8%で、前月比1.7ポイントの大幅上昇し、臨界点を上回り、製造業の景気は回復した。
企業規模別にみると、
大企業は51.1%・・・前月比0.7ポイント改善
中堅企業は50.6%・・・1.5ポイント改善、
中小企業は50.3%・・・3.9ポイント改善
いずれも臨界点の50ポイントを上回った。

サブ指数の観点から見ると、
製造業PMIを構成する5つのサブ指数のうち、
生産指数、新規受注指数、サプライヤー納期指数が臨界点を上回っている一方、原材料在庫指数、従業員指数は臨界点より低い。



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1、生産指数は52.2%で、前月より2.4ポイント上昇し、製造業企業の生産活動が加速していることを示した。

2、 新規受注指数は53.0%で、前月比4.0ポイント上昇し、製造業市場の需要が回復していることを示した。

3、原材料在庫指数は48.1%と前月比0.7ポイント上昇し、製造業の主要原材料在庫の減少幅が縮小した。

4、雇用指数は48.1%と前月比0.6ポイント上昇し、製造業の雇用環境が改善していることが示された。

5、サプライヤー納期指数は50.6%で、前月比1.8ポイント上昇し、製造原材料サプライヤーの納期が加速していることを示した。
以上、中国国家統計局

不動産バブル崩壊、地方財政問題、欧州も巻き込んでいる米中貿易戦争・・・、まだ確実な回復とは云い難い。

0401_03.jpg

↓新コロナロックダウン政策解除は2022年12月、2023年2月までは高齢者の大量死を伴う混乱、3月には消費も急回復したものの、米中貿易戦争の影響もあり輸出産業が低迷し始め、不動産バブル崩壊政策の3条紅線による内需低迷、消費不振。失業率も高く推移した。

0401_04.jpg


スクロール→

 

PMI

 

生産

新規注文

原材料

就業者

サプライヤー

在庫あり

納期

20233

51.9

54.6

53.6

48.3

49.7

50.8

20234

49.2

50.2

48.8

47.9

48.8

50.3

20235

48.8

49.6

48.3

47.6

48.4

50.5

20236

49.0

50.3

48.6

47.4

48.2

50.4

20237

49.3

50.2

49.5

48.2

48.1

50.5

20238

49.7

51.9

50.2

48.4

48.0

51.6

20239

50.2

52.7

50.5

48.5

48.1

50.8

202310

49.5

50.9

49.5

48.2

48.0

50.2

202311

49.4

50.7

49.4

48.0

48.1

50.3

202312

49.0

50.2

48.7

47.7

47.9

50.3

20241

49.2

51.3

49.0

47.6

47.6

50.8

20242

49.1

49.8

49.0

47.4

47.5

48.8

20243

50.8

52.2

53.0

48.1

48.1

50.6

 

 


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