アイコン 中国でも上映の動き、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」


2017年の米中貿易戦争からハリウッド映画や日本映画も含め中国での外国映画の上映は限られている。ハリウッド映画は特に中国上映を念頭に中国の俳優も多用していたことから米国の映画会社は困り果てている。

日本の映画もなかなか上映許可はおりていないが、それでも限られたアニメ作品が上映され大きな観客動員数を誇っている。
中国映画メディアの新浪電影によると、宮崎駿氏が監督を務めたスタジオジブリ制作による日本のアニメーション映画「君たちはどう生きるか」の中国版ポスタービジュアルが11日に解禁され、中国本土でも劇場公開されることが決まった。

 

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宮崎作品は中国でも圧倒的人気だ。中国発のSNS微博(ウェイボー)では「#宮崎駿の新作が間もなく中国本土の大スクリーンに上陸#」とのハッシュタグが出現し、ファンなどから「wow~ついに!」「公開日はいつ?はっきりさせて」「宮崎駿の集大成作品に期待」、「今年楽しみな映画がまた一つ増えた」などの声が寄せられた。

「君たちはどう生きるか」は、米ハリウッドで10日に開かれた米映画界最大の祭典である第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞に選ばれた。日本映画の同賞受賞は、宮崎氏が手掛けた2003年の「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶり2度目。

中国では2004年の宮崎作品「ハウルの動く城」が4月30日公開予定と伝えられており、ファンなどからは「君たちはどう生きるか」との2作同時公開に期待する声も寄せられている。
以上、

日本では「君たちはどう生きるか」は問題を投げかけたが大ヒットには至ってない。一方、原爆のオッパンハイマーは日本でも好成績を収めている。被れているのだろう。

中国では9日、アニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子を演じていた声優のTARAKOさん(63歳)が3月4日に亡くなったと報じた。中国のSNSでは、鳥山明さんに続いて日本のアニメ界の重要人物を失ったとして、追悼の投稿があふれている。
あるネットユーザーは、「特に鳥山さんも前日に死去した(実際には1日に死去して8日に発表)。日本のアニメ界は連続して2人の巨匠を失った。私自身のアニメの世界の思い出が徐々に戻ってきた。まるで子供の頃に戻ったようだ。これらのアニメ作品の中のキャラクターは、私たちとともに未熟だった青春の歳月を歩んできた」と投稿した。

中国の2023年の年間ナンバー1ヒット作は 張藝謀(チャン・イーモウ)監督の時代劇アクション『満江紅(Full River Red)』。
この作品は2023年10月に開催された第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に選ばれ、日本上映も果たしていた。
また、現在も、チャン・イーモウ監督の「第二十条(Article 20)」が、2週連続ナンバー1になっている。今年もヒットさせている。内容は「中年の検察官があるセンセーショナルな事件に巻き込まれ、自らもまた人生の試練に直面するという物語」。
シリアスな内容の映画でも内容が良ければヒットするのが海外の映画事情、日本とは異なる。 


 

[ 2024年3月12日 ]

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