アイコン サムスン電子 尻尾をHonorに噛まれる 欧州で折り畳みスマホ1位陥落

Posted:[ 2024年9月10日 ]

プレミア市場ではアップルがブランド力で圧倒し、中価格帯では中国勢に市場を食われ、低価格帯では中国勢に製造してもらっているサムスン電子。万年2位のプレミアム価格帯でも中国勢にその地位が危うくなっている。

9月3日、韓国・YTNは「中国のスマホメーカー、栄耀(Honor)が西欧市場の折り畳みスマホ市場で、4~6月期に韓国サムスン電子を抑えて初めてシェア1位を記録したと伝えた。

記事によると、昨年9月に人気製品「Magic V2」を海外市場で発売したHonorは、今年4~6月期の折り畳みスマホの出荷量が前年同期比455%増。
さらに、折り畳むと厚さが9.8ミリで、世界で最も薄い折り畳みスマホとされる新製品「Magic V3」を今週中に海外市場で発売する予定だという。
世界全体では中国の華為技術(ファーウェイ)が折り畳みスマホ市場シェア1位の座を2四半期連続で守っている。

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「サムスン電子が新たなGalaxy Z6シリーズを発売し、7~9月期に世界の折り畳みスマホ市場1位の座を奪還する」と予想しつつも、「競争激化によりシェアは大きく落ち込むとみられる」と分析している。
以上、報道参照

 



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中国スマホメーカーでは、ファーウェイが復活し、家電どころかEV販売にも乗り出したシャオミがおり、OPPO・vivoも強い。中国市場では愛国主義からファーウェイが買われ、消費低迷もありほかのメーカーは国内市場で苦戦している。そのためか、海外の大国や地域の市場で、中国メーカーはそれぞれ強い市場を構築しようとしているようだ。

Honorはファーウェイがサブブランドとして市場投入していたが、2020年にHonor事業を深圳至信(Shenzhen Zhixin)に売却し、現在は深圳至信により運営している。

一方、ファーウェイは3折り畳み3画面を世界初でリリースしている。3画面にした場合10インチの画面になるという。今月にも正式発表される。

サムスン電子は、中国勢それぞれのメーカーの台頭に今後、スマホ市場で苦境に立たされる可能性がある。価格競争では中国勢には負け、市場を駆逐されていく運命にある。中国勢のスマホを市場規制している国はなく、バックドア問題により政府機関で禁止している米国などの国はある。トランプ前政権の米中貿易戦争以降、中国スマホ勢は米国市場では米政府の圧力もあり、また関税も25%と高く、あえて米国へ進出するメーカーはない。米市場はアップルとサムスンのスマホ市場となっている。
 

<半導体は再び下落>
 サムスン・SKが過半のシェアを持つDRAMメモリ市場、昨年10月から価格は回復しだしたものの、すでに5~7月にピークを向かえ、8月からは価格が下がっているという。一方で、広帯域メモリ「HBM」(DRAMの一種)がAI半導体とのセットもあり急速に伸び、半導体価格は上昇しているものの、汎用のDRAMは値下がり、世界経済の先行き不安を繁栄したものと見られている。
 サムスンは前々回の半導体不況時に、開発部隊もリストラしており、開発力・製造設計能力が落ちている可能性がある。
以前から半導体の発熱問題を何回も発生させている。開発会社が技術開発部隊まで聖域なき削減を行い失敗したのが三菱重工であり、日本そのものでもある。

サムスンは中国や世界のスマホメーカーに対して、半導体など多くの部材を供給している。しかし、自社製スマホが売れれば、当然、半導体も自社用が最優先される。しかし、新コロナ事態で市場環境やメーカー自体も大きく変わってきており、戦国時代の様相になりつつある。
中国では不況から家電や電子製品が売れず、そうした在庫や在庫見込み品が海外で安価に販売され、中国勢は世界市場を制覇する動きとなり、欧米市場からダンピング輸出として批判されている。


 

 


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