岐阜県瑞浪市にあるリニア中央新幹線のトンネル工事現場の周辺で、井戸などの水位低下に加えて複数ヶ所で地盤沈下が確認され、JR東海は、建築物の柱の傾斜、壁・床の亀裂も生じており、因果関係も含め現地調査を進めている。
リニアのトンネル工事現場の近くにある瑞浪市大湫町(おおくて)では井戸などの水位が低下していて、さらに、JR東海によると、13ヶ所で地盤沈下も確認されたという。
会社では地盤沈下についてもリニアの工事が原因の可能性があるとして、9月18日から周辺のおよそ60戸の住宅や5ヶ所の公共施設に被害が出ていないか現地調査を進めている。
20日は地区の消防センターでその様子が公開され、委託を受けた専門業者が調べたところ、壁や床に亀裂が確認され、柱も傾いていた。
この建物の近くでは今月17日の時点で最大3.2センチの地盤沈下が確認され、先月よりも0.8センチ余り沈んでいるという。
また、住民からは住宅の地面に隙間ができているといった声も寄せられているという。
先立って、JR東海は2024年5月16日、岐阜県瑞浪市大湫地区の井戸などの水位が低下しているとして、工事を一時中断してボーリング調査を行うと発表していた。
リニア新幹線工事 岐阜瑞浪市大湫地区で地盤沈下 壁床亀裂、井戸水位低下