アイコン 綺羅星 和製育成AIの旗手PFN 2ナノ半導体発注 AI加速半導体等 サムスン電子へ


日本の人工知能(AI)半導体スタートアップ「Preferred Networks(PFN、プリファードネットワークス)」から、サムスン電子は2ナノ(nm・10億分の1m)半導体生産を受注した。内容はPFNから「AI加速器」をはじめ、2ナノ工程基盤の「AI半導体」を受注した。

 PFNは2014年に設立され、AIディープラーニング(深層学習)開発分野で専門性を認められ、トヨタ・NTT・Fanucなど様々な業種の主要企業から横断的に大規模出資を受けている。

 メモリーとファウンドリ事業を全て備えたサムスン電子が高帯域幅メモリー(HBM)などの設計から生産、2.5D先端パッケージングまで一括生産(ターンキー)で提供することができ、ライバル会社のTSMCより同等もしくは優位を占めただろうとの業界観測も出ている。

 サムスン電子は次世代トランジスタ「GAA(Gate-All-Around)」を適用した3ナノ工程を2022年6月、世界で初めて開始したのに続き、2ナノ工程でも先頭を走るため、競争に突入してきた(GAAはゲート構造を持つFETの発展型で、性能と効率が飛躍的に高まる製造技術・・・ラピダスもGAAを導入予定)。
 特に、世界1位の台湾TSMCを最先端の微細工程分野で追撃している。
TSMCは2ナノ試作品工程テストの結果をアップル、エヌビディアなど主要顧客に公開し、2025年には量産開始を目標にするなど、2ナノ競争でリードしている。
 
サムスン電子も昨年6月、2ナノ工程の具体的ロードマップを発表するなど、AI半導体顧客の確保に集中している。
 以上、

 

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(サムイン電子の実際は、ファンドリー部門とシステム半導体部門は昨年第4四半期も営業赤字が続いている。TSMCはサムスンよりファンドリーとしては、すべてにわたり1日の長があり、製品に対する瑕疵問題がほとんど発生していない。サムスンはエヌビディアからも受注していたが、発熱問題などからNVIDIAは最新GPUをTSMCに生産委託している。こうしたファンドリーの半導体に問題が生じた場合には莫大な損害金が発生する。過去、サムスン→アマゾンのデータセンター用半導体瑕疵問題では4千億円あまりの損害金を支払っている。)

日本のメーカーも和製AI半導体を搭載した電子製品の開発ができるようになる。
↓出資者に産総研や経産省ファンドなど国の機関の名はない。
政府にコネがなかったのだろう。政府機関は首相のお友達か、お偉い先生方にコネがなければ出資しない。コネがあれば広告塔として利用するためいくらでも出す。


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会社名

株式会社 Preferred NetworksPFN

 

本社

東京都千代田区大手町 1 丁目 6 1 号 大手町ビル

 

代表

代取、最高経営責任者:西川徹/(共同創業者)

 

代取、最高研究責任者:岡野原大輔/(共同創業者)

 

設立

2014年3月.

 

資本金

80億1500万円

 

事業内容

深層学習やロボティクスなどの先端技術を応用したソフトウェア・ハードウェア・ネット ワーク技術の研究・開発・販売

 

主要子会社

 Preferred Networks America, Inc. (米国法人)

 

株式会社 Preferred Robotics PFRobotics

 

株式会社 Preferred Computational ChemistryPFCC

 

株式会社 Preferred Elements (PFE)

 

従業員数

約300名

 

 その他取締役

丸山 宏

 

 社外取締役

小泉 愼一

 

森川 博之

 

テクニカルアドバイザー

 

Pieter Abbeel

米カルフォルニア大学バークレー校教授・人工知能研究所所長

 

五十嵐 健夫

東京大学大学院情報理工学系研究科教授(GPU分野)

 

福水 健次

統計数理研究所数理・推論研究系教授

 

Ju Li

米マサチューセッツ工科大学教授(各種材料工学分野)

 

資本提携

トヨタ、ファナック、NTT、ENEOS、中外製薬、博報堂、日立製作所、三井物産、みずほ銀、東京エレクトロン

 

PFNとは、・・・

 

同社は、交通システム、製造業、ライフサイエンスをはじめ、ロボット、プラント最適化、材料探索、教育、エンターテインメントなどの分野で事業化を進めている。また、これらを支える深層学習のソフトウェア技術やプロセッサー、スパコンも自社開発している。

 
 
 
 

代表2人の略歴

共に1982年生

 

西川氏

2013年、情報処理学会ソフトウェアジャパンアワード受賞

 

2007年、東大大学院 情報理工学系研究科 修士課程修了

 

岡野原氏

2007年、東大総長賞受賞

 

2010年、東大大学院 情報理工学系研究科 博士課程修了

 

 

[ 2024年2月17日 ]

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