アイコン 朗報、奥村+名大 PFASの PFOS物質などを触媒で無害化に成功 地下水汚染


奥村組と名古屋大学は9月20日、人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物(「PFAS」=「フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)」/PFOA(ペルフルオロオクタン酸)・PFOS(ペルフルオロオクタンルルンン酸)、PFHxS(ペルフルオロキサンン酸)を、超強力酸化触媒を用いて浄化する技術を開発し、2024年7月19日に特許を出願した(特願2024-116259)と発表した。
当開発については、奥村組は2023年9月に名古屋大学と共同研究契約を締結している。

日本では横田基地周辺から問題が提起され、全国各地の水道施設などで問題が発覚しているPFAS物質、PFASは人体への悪影響が指摘され、欧州や米国では規制されているが、日本では米軍基地周辺で何回ともなく問題が指摘されてきたものの、米軍様にへっぴり腰の日本では規制が遅れ、こうした物質が放置され、今では全国で地下水や水道の取水河川を汚染している実態も明らかとなっている。

横田や沖縄の米軍基地では過去、有機フッ素化合物が戦闘機等航空機や兵器類の洗浄に用いられていたことから、基地内からの雨水や貯水池等から地下水となり近隣の市町の地下水を汚染したもの、米国で使用が禁止され、その後は米軍基地でも使用されていない。
また、半導体の洗浄剤にも用いられており、韓国では2019年に半導体洗浄用の有機フッ素化合物入りの保管タンクが、何らかの原因で爆発し、死傷者を出した大きな火災もあった。

 

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WHOのがんの研究機関IARCは、
有機フッ素化合物の「PFAS」のうち「PFOA」と「PFOS」の2種類は有害性と指摘している。
この2種類について、
▽PFOAについて、4段階ある分類のうち最も高い「発がん性がある」に2段階引き上げ、
▽PFOSについては、上から3番目の「発がん性がある可能性がある」に位置づけている。

PFASに汚染された水質等は現在活性炭などで吸着させて濃度を下げるしかないローテク対策しか採られていない。さらにこうした吸着した活性炭の処理にも問題を残したままとなっている。日本では特に取り扱いについては罰則もなく、その結果、岡山県では・・・

2024年7月16日、岡山県吉備中央町は、円城浄水場の水から発がん性が指摘される「有機フッ素化合物(PFAS)」が、高濃度で検出された問題で、取水源となる河平ダム(旭川水系宇甘川左支川日山谷川)の上流に使用済みの活性炭を多数保管していた地元企業に対し、損害賠償を請求していた。使用済み活性炭はPFAS物質の吸着用に使用されたと見られ、山道にある倉庫建屋の外に野ざらしで保管されていた。町はPFAS吸着した活性炭が雨で流れ出て山道そばを流れる河川に流れ出、汚染源の可能性が極めて高いとみている。

今回の開発された浄化触媒装置により、問題物質を化学分解することにより無害化することに成功したもので、世界的にも画期的な朗報となる。 

https://www.okumuragumi.co.jp/newsrelease/2024/content.html

↓全国の「PFOA」と「PFOS」汚染地区(増加中)


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[ 2024年9月24日 ]

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