近年、運送業界の倒産が急増している。
特に2023年には道路貨物運送業の倒産件数が328件に達し、過去10年間で最多を記録した。2024年に入ってからもその勢いは衰えず、5月には過去20年間で最多の倒産件数を更新。
この倒産急増の背景には、燃料費の高騰、人手不足、2024年問題という三つの大きな要因がある。原油価格の上昇や円安の影響を受け、運送業者の燃料コストが大幅に増加。経営を圧迫する要因となっている。
また、トラックドライバーの人手不足が深刻化し、人件費の上昇が避けられない状況が続いている。さらに、2024年4月から適用された時間外労働の上限規制により、ドライバーの労働時間が制限され、収入減少や業務効率の低下につながっている。これらの問題が複合的に絡み合い、多くの中小運送業者が経営難に陥っている。
運送業界の倒産が急増|燃料費高騰・人手不足・2024年問題の影響とは