【岡山倒産】農業法人(株)D&Tファーム/破産手続き開始決定 「もんげーバナナ」栽培
続報。「農業法人(株)D&Tファーム」は(岡山市南区西高崎81番地22)に所在している企業です。
同社は「もんげーバナナ」栽培で、令和7年(2025年)3月3日に岡山地裁第3民事部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
申請時の負債総額は約11億円。
同社は「凍結解凍覚醒法」による皮まで食べられる「もんげーバナナ」の栽培会社、マスメディアが盛んに取り上げ、一時は10億円の売上高を計上していた。それに伴い、同社は施設の拡充、また新規事業にも取り組んでいた。しかし、偽のなりすまし商法の被害にあい売上不振に、今般の新コロナ事態では売上不振に陥り、その後は物価高で消費者は生活防衛に入り、もんげーバナナは最低1本500円からと高価で売れず、同社は資金繰りに窮し、今回の事態に至った。
この破産手続きに関しては、選任された武政祥子弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。
同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、記載がありませんでした。 また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和7年6月4日午後3時となっています。
当該事件は、令和7年(2025年)に発生したもので、番号は(フ)第98号となっています。
既報記事
追、農業法人(株)D&Tファーム(岡山)/自己破産申請 1本500円バナナ