アイコン マツダ、50歳以上の社員に"第二の船出"を勧奨 セカンドキャリア支援制度を発表

Posted:[ 2025年4月23日 ]

https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/

マツダは22日、勤続5年以上・50~61歳の間接部門社員を対象に「セカンドキャリア支援制度」を導入すると発表した。制度の名の通り、社外での新たな活躍を後押しする建付けだが、実際には「円満な人材整理」にも見える内容となっている。

再就職支援に引越し補助、さらには割増退職金までがセットとなり、まるで“丁寧な花道”。あくまで本人の「自律的な判断」に任せているというが、対象者が50代に限定されているあたり、企業の意図はうっすらと透けて見える。



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マツダは「人こそ最も重要な資本」と語るが、その資本の一部には、そろそろ“社外での活躍”を期待したいようだ。2025年から最大4回、計500人の募集を予定しており、ベテラン社員にとっては、会社からの“やさしい後押し”が現実の転機となるかもしれない。

EVシフトなど産業構造の転換を背景に、企業が人材の“棚卸し”を進めるのは時代の流れか。それでも、「未来を切り開くのは人材」と繰り返しながら、その“未来”が必ずしも社内にあるとは限らないというのは、なかなか味わい深い。

Well, at least they’re not calling it a layoff — just an “opportunity in disguise.”
Guess it’s true what they say: in business, you either evolve or you’re invited to evolve… elsewhere.

 

 


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